レビュー

超簡単操作でインスタ映えを狙える小型軽量フィルムカメラ「RETO Ultra wide&slim」外観レビュー&フィルムセット手順まとめ


フィルムカメラはスマートフォンやデジタルカメラとはひと味違った雰囲気の写真を撮影できることから、印象的な写真を求める人に注目されています。しかし、フィルムカメラの購入を検討していると「中古でも価格が非常に高い」「スマートフォンのカメラと比べて操作が複雑そうで使いこなせるか不安」といった問題に行き当たりがち。小型軽量なフィルムカメラ「RETO Ultra wide&slim」なら、複雑な設定もピント合わせも不要でシャッターボタンを押すだけという簡単操作でフィルムを用いた写真撮影を楽しめます。そんな「RETO Ultra wide&slim」に触る機会を得られたので、まずは外観やフィルムのセット手順を確認してみました。

RETO Ultra Wide & Slim – RETO Project
https://retoproject.com/products/reto-ultra-wide-slim-film-camera

蔵CURAセレクション :: フィルムカメラ :: RETO Ultra wide and slim - 蔵CURA ネットショップ
https://cura-3i.com/selection/film-camera/retouws/

◆1:RETO Ultra wide&slimの外観を細かくチェック
「RETO Ultra wide&slim」のパッケージはこんな感じ。なお、「RETO Ultra wide&slim」にはマッディイエロー・チャコール・マーキーブルー・パステルピンク・クリームの5色が存在しますが、今回はマッディイエローを使います。


パッケージの中には「RETO Ultra wide&slim」本体と説明書、収納袋、ストラップが入っていました。


正面にはレンズが取り付けられています。レンズの焦点距離は22mmで、シャッタースピードは1/125秒、f値は11、フォーカスは1m~無限遠です。分かりやすく言い換えると「一般的なスマートフォンの標準カメラより少し広い範囲を撮影可能で、被写体から1m以上離れればクッキリ写せる」ということです。なお、フラッシュは搭載されていません。


背面にはファインダーとフィルム巻き上げダイヤルが搭載されています。


背面はバカッと開きます。右側に空いている大きめの空間がフィルムを入れる位置です。


天面にはシャッターボタンとフィルムカウンターが搭載されています。


フィルムカウンターはこんな感じ。フィルムで撮影した枚数を確認できます。


底面にはフィルム巻き戻しノブと巻き戻しボタンが配置されています。


左側面にはストラップを取り付ける穴が設けられています。


右側面には分解用のネジ穴のみ。


「RETO Ultra wide&slim」の寸法は高さ59mm×幅100mm×奥行き29mmです。長辺131.5mmの「iPhone 13」と並べるとこんな感じ。


重さは実測で69g。


小型&軽量なので、片手でも安定した状態で保持できます。


かなり小型なので、小さめのカバンに余裕を持たせて収納できます。


胸ポケットにもスッポリ入ります。重さが69gしかないので、胸ポケットに入れた状態で歩いても違和感は皆無でした。


◆2:フィルムのセット手順を写真付きで解説
「RETO Ultra wide&slim」にはフィルムが付属しないので、家電量販店やネットショップなどで別途購入する必要があります。「RETO Ultra wide&slim」にはフィルムカメラ用のフィルムとして一般的な「35ミリフィルム」をセット可能。今回は富士フイルム製の35ミリフィルム「フジカラー 100」を用意しました。


「RETO Ultra wide&slim」にフィルムをセットするには、まず背面の右端に位置するロックをスライドさせて……


背面をガバッと開きます。


次に、フィルムを開封します。一般的に、35ミリフィルムのパッケージにはフィルムケースが入っており……


フィルムケースの中にフィルムが収納されています。


フィルムを取り出したら、「RETO Ultra wide&slim」にセットする前に、本体内側から巻き戻しノブを押し出します。


次に、フィルムを入れて……


巻き戻しノブを元に戻します。


次に、スリット部分が出てくるまでフィルム巻き上げダイヤルを左に回します。


スリットの横には突起が付いており、フィルムに空いた穴に引っかかるようになっています。


スリットが表に出てきたら、フィルムの端を差し込んで……


突起部分にフィルムの穴が引っかかるように押さえながらフィルム巻き上げダイヤルを左に回します。


フィルム巻き上げダイヤルを回して、赤枠部分の突起がフィルム上下の穴に引っかかるようになればOK。


背面を閉じて……


フィルム巻き上げダイヤルが回らなくなるまで左に回し続ければ、フィルムのセットは完了です。最初は手間取りますが、慣れれば数十秒でセットできるようになります。


後は、シャッターボタンを押すだけで写真を撮影できます。写真を1枚撮影したら、次の撮影を行う前にフィルム巻き上げダイヤルが回らなくなるまで左に回します。なお、フィルムを巻き戻す操作を行う前に背面を開いてしまうとフィルムが感光して写真が全て真っ白になってしまうため、フィルムを使い切って巻き戻し操作を行うまで背面を絶対に開けてはいけません。


・つづき
実際に「RETO Ultra wide&slim」で撮影した作例やフィルム巻き戻し操作の手順の解説記事を以下のリンク先で公開しています。

始めてのフィルムカメラにオススメな「RETO Ultra wide&slim」でレトロな雰囲気の写真を撮影しまくってみた - GIGAZINE


「RETO Ultra wide&slim」は、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込3900円で入手可能です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1o_hf

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