レビュー

始めてのフィルムカメラにオススメな「RETO Ultra wide&slim」でレトロな雰囲気の写真を撮影しまくってみた


Instagramなどの画像共有SNSを利用しているユーザーの中には、レトロな雰囲気の写真を撮影できるフィルムカメラに興味を持っている人も多いはず。そんな人の初めてのフィルムカメラとしてオススメな小型軽量フィルムカメラ「RETO Ultra wide&slim」に触る機会を得られたので、外観レビュー&フィルムセット手順解説に続いて、実際に写真を撮影しまくってみました。

RETO Ultra Wide & Slim – RETO Project
https://retoproject.com/products/reto-ultra-wide-slim-film-camera

蔵CURAセレクション :: フィルムカメラ :: RETO Ultra wide and slim - 蔵CURA ネットショップ
https://cura-3i.com/selection/film-camera/retouws/

「RETO Ultra wide&slim」は複雑な設定不要でシャッターボタンを押すだけで写真を撮影できる初心者向けのフィルムカメラです。「RETO Ultra wide&slim」の外観やスペックは、以下の記事で細かく解説しています。

超簡単操作でインスタ映えを狙える小型軽量フィルムカメラ「RETO Ultra wide&slim」外観レビュー&フィルムセット手順まとめ - GIGAZINE


今回は、「RETO Ultra wide&slim」に富士フイルム製のフィルム「フジカラー 100」やKodak製のフィルム「Ultramax 400」をセットして、写真を撮影しまくってみました。


まずは、「フジカラー 100」をセットして昼間の屋外で撮影してみました。全体的に色がくすんでおり、レトロな雰囲気の写真に仕上がっています。


河原に咲いていた花をパシャリ。「RETO Ultra wide&slim」で撮影した写真は、四隅が暗くなっているのが特徴的です。


「RETO Ultra wide&slim」の焦点距離は22mmで、一般的なスマートフォンの標準カメラよりも広い範囲を撮影可能。そのため、景色を広く撮影したい時に向いています。


電車に乗って大阪の梅田まで移動しました。「RETO Ultra wide&slim」は焦点距離22mm・シャッタースピード1/125秒・f値11で、絞りやシャッタースピードが固定になっているため、太陽の光が当たらない屋内では写真が非常に暗くなります。


交通量の多い交差点を歩道橋から撮影してみました。


新梅田食道街に位置するたこ焼きの名店「はなだこ」を撮影。やはり、屋内で撮影した写真は暗くなってしまいます。


明るく照らされたショーウインドーはクッキリと写ります。


梅田から電車で新世界本通商店街まで移動しました。遠くに通天閣が見えています。


通天閣に近づいて撮影してみました。「RETO Ultra wide&slim」では広い範囲を撮影できるので、通天閣のような背の高い建物でも全体を構図に収めることが可能です。


たこ焼き屋を撮影。建物の影になって日光が遮られていたためか、かなり暗く写りました。


たこ焼きを屋内に持ち込んで撮影しましたが、暗すぎてよく分からない写真になりました。「RETO Ultra wide&slim」と「フジカラー 100」を組み合わせる場合は、なるべく明るい屋外で撮影するのがオススメです。


ドトールでコーヒーとレタスドックを注文してパシャリ。やはり、「RETO Ultra wide&slim」で屋内の食べ物をキレイに写すのは困難です。


コーヒーとレタスドックを撮影したところでフィルムを使い切ったので、フィルムを交換します。フィルムを交換する際は、フィルムを巻き戻す必要があります。まず、本体底面の巻き戻しボタンを押して……


巻き戻しノブを矢印の方向に回します。巻き戻しノブを回す回数が不十分だとフィルムが感光して撮影した写真が全て真っ白になってしまうため、カチカチという音が鳴らなくなるまで回し続けます。


巻き戻しノブを回しきったら、背面を開けてフィルムを取り出します。


取り出したフィルムは、フィルムケースに収納しておけばOK。


「フジカラー 100」での撮影が終わったので、今度は「Ultramax 400」をセットして撮影してみます。「Ultramax 400」は「フジカラー 100」と比べてISO感度が高いため、「フジカラー 100」と同条件で撮影すると被写体を明るく写せるのが特徴。こんな感じに、条件に合わせてフィルムを選択するのもフィルムカメラならではの楽しみ方です。


夜になるのを待って、大阪名物「道頓堀グリコサイン」を撮影しに行きました。発光している看板のみがクッキリと写り、周囲の建物は黒つぶれしています。


「RETO Ultra wide&slim」では明るさの調整が不可能なため、夜の街を明るく撮影することはできません。しかし、明るい看板などはクッキリ写るため、被写体によっては印象的な写真に仕上がります。


駅の案内板をパシャリ。暗い空間に案内板と蛍光灯が浮かび上がりました。


昼から夜にかけて多様な被写体を撮影してみたところ、昼間の屋外ではレトロな雰囲気の写真を撮影できるものの、屋内や夜間などの暗いロケーションは苦手なことが分かりました。

スマートフォンやデジタルカメラで撮影する際は撮影した写真を即座に確認できる反面、写真の完成度を高めるために何度も撮影し直したり、SNSに即座にアップロードしたりと、その場の体験ではなく写真そのものに集中してしまいがちです。一方でフィルムカメラでは写真の出来栄えを確認する手段がないため、必要な枚数の写真を撮影したら次の事柄に集中することが可能。このため、写真ではなく食事や観光などの目的に集中することができ、今回の撮影では気づいたら半日で2万歩も歩いていました。


「RETO Ultra wide&slim」ではシャッタースピードや絞りを調節することができないため撮影結果が天候やロケーションに左右されがちですが、「ファインダーをのぞいて撮影する」「フィルムを交換する」といったスマートフォンでの撮影とはひと味違った体験を楽しめるため、これからフィルムカメラを始めたいと考えている人がとりあえず試しに使う用途としては非常にオススメできます。

なお、「RETO Ultra wide&slim」は、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込3900円で入手可能です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1o_hf

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