電子レンジでチンしているのに冷たい驚異の冷凍食品「ニチレイ 冷やし中華」を実際に食べてみた
冷凍食品・野菜で知られるニチレイフーズから電子レンジでチンするにもかかわらず冷たいという不思議な冷凍食品「冷やし中華」が2022年3月1日(火)に登場します。レンチンすれば温かくなる……という常識を覆す一品はどういう仕組みなのか、実際に食べて調べてみました。
冷やし中華 特設サイト|冷凍食品・冷凍野菜はニチレイフーズ
https://www.nichireifoods.co.jp/brand/hiyashichuka/
これがニチレイフーズの新製品「冷やし中華」。涼やかな青色に冷やし中華のイメージが描かれたパッケージが特徴的な冷凍食品です。
内容量は360gですが、この重さは後述する「氷」を含んだ重さで、メインの麺は200g。カロリーは426kcalです。
原材料は、めんが小麦粉(国内製造)・食塩・粉末状植物性たん白・粉末卵白・かんすいなどで、つゆが冷やし中華スープ(糖類(果糖ぶどう糖液糖・砂糖)・酢・しょうゆ・食塩・たん白加水分解物・酵母エキスパウダー)・酒精・調味料(アミノ酸等)など。
開封。麺と具材が入ったトレイの上に、タレの袋が載っています。
このタレをどけると……
見えてくるのが麺の上に載った「氷」です。ニチレイフーズから新たに登場する冷やし中華は、氷はマイクロ波の影響を受けにくいという原理を利用し、レンジ調理すると「麺は解凍されているのに氷は残っている」という状態を生み出してくれるとのこと。
側面にセットされた具材トレイには、きざみオクラ・紅ショウガ・自家製煮豚・錦糸卵がそれぞれ冷凍された状態で入っています。
というわけで、実際に調理していきます。まずはタレをどけて、トレイをそのまま電子レンジに投入。ラップなどは不要です。
温め時間は「500Wで3分30秒」ないしは「600Wで2分50秒」のいずれか。
600Wで2分50秒温めた結果が以下。レンチンしているにもかかわらず、氷が形を残しています。
麺の状態をチェックしてみると、やや解凍が甘い様子。
説明曰く「調理時間は電子レンジの機種によって多少異なります」「麺が箸でほぐれない場合は10秒間ずつ追加熱してください」とのことなので、実際に10秒×2セット追加熱するといい感じになりました。
麺がほぐれるようになったら、別添のタレを入れて……
具材を盛り付けて完成。
実際に食べてみると、麺はコシがしっかりと感じられる上にツルツルしたのど越しで、レンジで解凍したとは思えない出来映え。3種のお酢を使用したという特製醤油だれは甘味と酸味のバランスが抜群で、特に匂いが「これぞ冷やし中華」という、あの香りです。紅ショウガの色ムラや麺の温まり方の偏りなど冷凍食品らしさを感じる点もありますが、「電子レンジでチンしているのに冷たい麺が出来上がる」という不思議な体験はしっかりと実現できていました。
ニチレイフーズ「冷やし中華」は2022年3月1日(火)から全国で購入可能。価格についてはオープン価格とのことです。
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