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AppleがAIとロイヤリティフリーの音楽を使用してユーザーの操作や気分に合うダイナミックなサウンドトラックを作成する「AI Music」を買収


Appleが「AI(人工知能)とロイヤリティフリーの音楽を使ってサウンドトラックを作る」企業であるAI Musicを買収したことが判明しました。買収はすでに完了していますが、買収額などは非公開となっています。

Apple (AAPL) Buys AI Music Startup - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-02-07/apple-buys-startup-that-makes-music-with-artificial-intelligence

AI Musicは2016年に設立されたテクノロジー企業。すでにAI Musicのウェブサイトは閉鎖されていますが、アーカイブによると、AI Musicは「人工知能とロイヤリティフリーの音楽を使ってサウンドトラックを作る」サービスを提供していたとのこと。


またLinkedInページでは、そのゴールが「カスタマーが望む、シームレスに編集された音楽を提供すること。また、カスタマーのオーディエンスにフィットする動的ソリューションを作り出すこと」にあると述べられています。加えて、AI Musicは過去に広告企業と提携し、「オーディエンスごとに異なる音楽を再生する広告を作成する」という取り組みについても発表しています。


この買収によってAppleは、Apple MusicHomePod miniApple Fitness+といったオーディオ製品の強化を行う可能性があるとみられています。

なお、Appleは2020年までに多くの買収を行いましたが、2021年は買収に費やす資金を縮小しています。Bloombergによると、Appleは2019年に6億2400万ドル(約720億円)、2020年に15億ドル(約1730億円)を買収に費やしましたが、2021年にはその額を3300万ドル(約38億円)にまで減らしました。このためAI Musicは、Appleが2021年以降に買収した数少ない企業の1つとなっています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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