レビュー

無料で同人誌の表紙が作れる「同人誌表紙メーカー」を使ってみた


同人誌の作成作業は入稿期限との時間の勝負。入稿期限ギリギリになってから「そういえば表紙を作ってない!」ということもあるもの。そんな時に役立ちそうなツールが誰でも無料で同人誌の表紙を作成できる「同人誌表紙メーカー」です。ブラウザだけで簡単に表紙が作れるツールということで、実際に使ってみました。

同人誌表紙メーカー
https://dojin-support.net/


上記URLにアクセスして「早速作ってみよう 同人誌表紙メーカー」をクリック。


すると表紙デザインのテンプレートが大量に表示されます。用意されている表紙デザインは記事作成時点では264種類。


気に入った表紙デザインが見つかったら、「A5表紙」と「A6表紙」のいずれかを選択。今回は「A5表紙」をクリックしました。


表紙の編集画面は以下の通り。「基本仕様」のタブでは背幅の変更や、年齢制限用のR18マークの追加が可能。


「表紙印刷範囲・内枠の確認」にチェックを入れると、以下のように表紙の印刷範囲と内枠の確認ができます。


「文字配置」のタブでは同人誌のタイトル入力や、タイトルのフォント変更、書式設定が可能。


タイトルは白枠部分に収まるように自動でサイズが調整されるので、改行しないままタイトルを入力すると文字サイズがとても小さくなります。そのため、適宜改行しながらタイトルを入力していけばOK。タイトルはフォントだけでなくサイズや文字揃え、上下左右の位置を微調整することができますが、一部だけのサイズ変更やフォント変更はできません。


「文字色」のタブでは文字の色を変更可能。「文字色(共通色)」にはあらかじめ用意されている文字色が並んでおり、「文字色(抽出色)」には選んだ表紙デザインから抽出された色が並びます。


また、「不透明度」と書かれたスライドバーを左右に動かすことで、タイトルの透明度を変更することもできます。


表紙が完成したら画面下部の「画像に変換する」をクリック。


すると完成した表紙が表示され、その下部にあるダウンロードボタンからPSD/PNG/PDFのいずれかのファイル形式で表紙データをダウンロードできます。


同人誌表紙メーカーで作成した表紙は、「高解像度350dpi」「RGB」「トンボなし」「PSD/PNG/PDF」での入稿が可能な印刷所の場合は印刷することができますが、「RGB入稿不可」「トンボ必須」の印刷所では入稿できない点には注意が必要です。

なお、利用規約によると個人・同人的利用は可能ですが、商用利用は不可となっている点には注意が必要です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
同人誌完成までの完璧なスケジュールを自動で組んでくれる「同人手帳」 - GIGAZINE

複数印刷所の締め切りや料金などを一括で比較できてそのままデータ入稿も可能な「するる」 - GIGAZINE

同人誌をこだわって作りたい人向けの「InDesign」と「Illustrator」の使い方&コツをAdobeがまとめて公開 - GIGAZINE

SF作品の同人誌・約1万点がデジタル化されて誰でも無料で閲覧可能に - GIGAZINE

in レビュー,   ネットサービス, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.