コロナ救済金600万円超をポケモンカードに費やした男性が起訴される
アメリカ・ジョージア州で事業を営む男性が、政府から受け取った新型コロナウイルス感染症に対する給付金のうち、5万7789ドル(約650万円)をポケモンカードの購入に充てたとして起訴されました。
Vinath Oudomsine - Criminal Information - DocumentCloud
https://www.documentcloud.org/documents/21091051-vinath-oudomsine-criminal-information
Georgia man spent COVID loan on $57,000 Pokemon card: feds | Macon Telegraph
https://www.macon.com/news/coronavirus/article255207136.html
起訴状によると、男性はアメリカ政府が実施している救済金プログラム「コロナウイルス支援・救済・経済保証(CARES)法」を通じて受け取った8万5000ドル(約970万円)のうち、5万7789ドルを本来の使途とは異なるポケモンカードの購入に充てたとのこと。CARES法で支給される給付金の使途は従業員の給与や家賃、債務の支払いなどに限定されているため、検察は不実の記載をしたとして男性を起訴しました。
1990年代に発売されたポケモンカードは長期にわたって新作の発売や改版が続けられており、2021年時点でも根強い人気を誇っています。ポケモンカードは単純にカードゲームとしての人気があるほかに収集品としての価値も見いだされているため、初版のカードを始めとする一部の希少価値が高いカードは数百万円、あるいは数千万円で取引されることもあります。
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今回起訴された男性がどのようなポケモンカードを購入していたかは明らかになっていません。検察によると、有罪になった場合は最大20年の懲役と25万ドル(約2800万円)の罰金が科せられるとのことです。
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