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「Appleのアイコンを時系列で逆順に並べるとアイコンデザインが本当に上手な人のポートフォリオのように見える」という投稿が大反響を呼ぶ


独立系開発者向けのツールを提供するHéliographe Studioが、「Appleのアイコンを時系列で逆順に並べるとアイコンデザインが本当に上手な人のポートフォリオのように見える」と投稿したところ、SNS上で大反響を呼んでいます。

Héliographe: "If you put the Apple icons in …" - Mastodon
https://mastodon.social/@heliographe_studio/115890819509545391

Héliographe Studioのオリジナルの投稿が以下。事例として挙げられたのはプレゼンテーション資料作成アプリ・Pagesのアイコンで、アイコンは古いほど写実的な見た目になっており、新しいものほどシンプルなものとなっています。


これに対して、SNS上では「新しいアイコンはシンプルで分かりやすく、まさにMacintoshらしいです。AppleはスキュモーフィズムにMacintoshの哲学から大きく逸脱しました。しかし、彼らはそれを取り戻しつつあります」といったコメントが寄せられていました。

Héliographe Studioはこのコメントに対して、「これは、1992年に公開されたAppleのHuman Interface Guidelines(HIG)がアプリケーションアイコンのデザインについて述べている内容です。元の哲学に従うのであれば、左から5番目か6番目(OS X MavericksあるいはmacOS Catalina時代のアイコン)がAppleの言う『Macintosh方式』に最も近いデザインだと私は主張します。AppleがHIGで定義した優れたアプリアイコンの条件には、『アプリケーションが作成するドキュメントを明確に表現する』『アプリケーションが実行する内容の意味を伝えるグラフィックを使用する』というものがあります。この基準によれば、アプリアイコンの最新バージョン3つは、ワードプロセッサではなく描画アプリのようです」と記し、Pagesのアプリアイコンが内容に適したデザインになっていないと指摘しています。


Héliographe Studioはソーシャル掲示板のHacker News上でもこの投稿を取り上げており、オリジナルのHIGでは優れたアプリアイコンの条件として「アプリケーションが作成するドキュメントを明確に表現する」と「アプリケーションが実行する内容の意味を伝えるグラフィックを使用する」と定義されていると改めて指摘。

さらに、Héliographe Studioは「少し時代遅れかもしれません。私たちは『ポストドキュメント』の世界に生きており、特にモバイルではそれが顕著です。2つ目のポイントは、十分に幅広い範囲におよぶため、その観点から見ると、ペンまたはスタイラスの画像はワープロアプリに最も適しているとは言えません」と、改めてPagesのアプリアイコンが1992年公開のHIGに沿ったものになっていないと指摘。


加えて、Pagesのアプリアイコンのうち最新の3つが持つ問題点を、「最近の3つは擁護するのが非常に難しいです。主な利点は、よりシンプルで単色であるため、より広範なデザインシステムやアイコンファミリーに容易に適合するという点のみです。それでも、シンプルな形状が読みやすさを向上させるわけではありません。何人かの人は、黒地にオレンジ色のアイコンについて『端末関連の何かだと思った』と言っていました。最近のアイコンは、鉛筆の下の『線』(それとも影?)が鉛筆とほぼ同じ太さになっており、ゲシュタルト心理学からすると鉛筆と溶け合っています」と指摘。

さらに、最も古い左から7番目のインクボトルアイコンについては、「アイコンとして必ずしも最適な選択肢とは言えない、いくつかの問題点があることは認めます。それでも、そこに込められた職人技の精度の高さは、私にとってまさに傑作と言えます。サイズが小さくなるとディテールが失われてしまうとしても、かなり特徴的で読みやすい形状を保っているので、依然として確固たるアイコンであるように思えます」と記しています。

最後に、Héliographe Studioは「アイコンはすぐに認識できる必要がありますが、同時にアイコンはグリフではありません。そのため、イラスト的なアプローチも有効です。特に、画面の大きなデバイスでは、ほとんどの状況でアイコンがかなり大きく表示されるため、その効果は絶大です。最も大きな問題は、古いアイコンは新しいアイコンよりも明らかに高度な技術を必要としているという点です。そして、これらの問題に関してはかつてAppleは絶対的な基準であり、議論の余地はありませんでした。長年ソフトウェアデザイナーとして、そして2010年代まではAppleのハードウェアインタラクションデザインに携わってきましたが、もはやこれが真実ではないことが非常に残念です」と記しました。

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in ソフトウェア,   デザイン, Posted by logu_ii

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