幼少期からのPCなどの画面を見る時間が長いほど青年期の認知処理能力が向上するという研究結果

パソコンやスマートフォンばかり見ていると頭が悪くなってしまうのでは、という話は一般論としてよく言われることです。6歳から9歳までの子どもが成長する様子を8年間追跡した研究では、デジタル機器の画面を見ている時間(スクリーンタイム)が長い子どもほど、むしろ10代の頃に認知機能が高くなるという、通説に反する証拠が示されました。
Associations of Physical Activity and Sedentary Time From Childhood to Adolescence With Cognition in Adolescence: The PANIC Study in: Pediatric Exercise Science Volume 38 Issue 3 (2026)
https://journals.humankinetics.com/view/journals/pes/38/3/article-p268.xml

More screen time since childhood associated with better cognitive processing in adolescence | University of Eastern Finland
https://www.uef.fi/en/article/more-screen-time-since-childhood-associated-with-better-cognitive-processing-in-adolescence
Researchers in Finland tracked children's screen time for eight years, expecting to document the damage. The children who spent more hours on screens showed better cognitive processing as teenagers — a result that ran directly against the assumption the study was designed to test
https://spacedaily.com/b-researchers-in-finland-tracked-childrens-screen-time-for-eight-years-expecting-to-document-the-damage-the-children-who-spent-more-hours-on-screens-showed-better-cognitive-processing-as-teenagers/
New Study Finds Children With More Screen Time Didn’t Score Worse on Cognitive Tests. They Scored Better
https://www.inc.com/lucia-auerbach/children-with-more-screen-time-did-not-score-worse-on-cognitive-tests-scored-better/91391749
フィンランドでは、数百人の子どもの身体活動と栄養状態を長期にわたって追跡する「PANIC研究」が実施されています。ユヴァスキュラ大学のペトリ・ヤランコ氏らはPANIC研究のデータを参照し、2007年から2009年の間に6歳から8歳だった子どもの検査データと、この子どもたちが2015年から2017年に再検査を受けたときのデータを比較して、スクリーンタイムと認知機能との関連性を見いだそうとしました。
適切な記録が残る260人のデータを比較したところ、幼少期からテレビやPC、ゲーム機などの画面をよく見ていた子どもほど、10代になってからの認知テストでより良い成績を収めたとのことです。
今回の研究では、子どもたちが何をするために画面を見ていたかまでは分かりませんでした。例えば調べ物をしたり、注意力や記憶力を向上させるようなゲームをしたりていた子どもと、自動再生される動画をただ見ているような子どもとの間では何か差が出る可能性があります。これとは別に、認知機能を向上させる別の要因を持っている家庭ほどスクリーンタイムが長くなる等、スクリーンタイムと認知機能との関連がただの相関関係にある可能性も考えられています。

研究では身体活動と認知機能の関連も示されています。女の子では、長年にわたって軽い運動を続けていた子どもほど、10代になったときの認知機能が向上していたとのこと。一方で男の子は真逆で、活動量が多いほど特定のテストの成績が低下するという結果が出たそうです。
ヤランコ氏は「スクリーンタイムを単に有害なものと捉えるのではなく、身体活動とスクリーンタイムのバランスを取り、能動的な思考、問題解決、創造性、学習を促進するような方法でデバイスやスクリーンを使用するよう促すべきです」と述べました。
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in サイエンス, Posted by log1p_kr
You can read the machine translated English article Research suggests that the longer childr….







