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Amazonがデータセンター建設のためにバイオ技術で銅鉱山を利用する契約に締結


Amazonが、粉砕・輸送コストに見合わない低品位の銅を活用する資源会社「リオ・ティント」と戦略的提携を結んだことが分かりました。微生物を用いて銅を生産するバイオリーチング技術を活用し、データセンター建設に必要な銅を収集するとのことです。

Rio Tinto and Amazon Web Services collaborate to bring low-carbon Nuton copper to U.S. data centres | Global
https://www.riotinto.com/en/news/releases/2026/rio-tinto-and-amazon-web-services-collaborate-to-bring-low-carbon-nuton-copper-to-u-s--data-centres


Exclusive | Amazon Is Buying America’s First New Copper Output in More Than a Decade - WSJ
https://www.wsj.com/finance/commodities-futures/amazon-is-buying-americas-first-new-copper-output-in-more-than-a-decade-516a0a1f?st=S9nUcw

Amazonが活用するのは、リオ・ティント傘下のベンチャー企業「Nuton Technologies」が開発した銅の浸出技術です。この技術は、酸素と水、そして天然微生物を用いて鉱石から銅を抽出するもので、製錬所が不要になるため鉱山から市場までのサプライチェーンが大幅に短縮されるのが特徴です。

特に、従来の方法ではコストがかかるとして旧鉱山に残された低品位の鉱石を活用できるのが利点で、鉱山を新規に発掘するよりコストを大幅に削減できます。Nuton Technologiesはアリゾナ州にある鉱山で4年間に1万4000トンの銅を生産すると見込んでいます。


最大級のデータセンターでは、配線や回路基板といった大量の部品に数万トン単位の銅が必要となります。近年、データセンターの需要急増に伴い銅の需要も急増しており、ロンドンとニューヨークでは2026年1月に銅価格が過去最高値を更新。先物価格は前年比で41%上昇し、アナリストは「銅不足がAIブームを阻害するリスクがある」と警告しています。

Amazonはいち早く最新の技術に飛びつき、Nuton Technologiesの最初の顧客として同社を支援することを決めました。Amazonは銅を受け取る代わりに、クラウドコンピューティングとデータ分析能力を提供して回収率最適化と生産拡大を支援するとのことです。


リオ・ティント銅事業部門のケイティ・ジャクソンCEOは、「我々の技術は、従来は採算が取れなかった鉱石を処理できるだけでなく、低炭素・低水使用量で実現している点が重要です。こうした価値を理解する顧客がいるのは喜ばしいことです」と述べました。

Amazonの炭素責任者であるクリス・ロー氏は、「事業成長を推進するため、我々は商品レベルで低炭素のソリューションを模索しています。データセンターに関しては建設に必要な鉄鋼やコンクリートのほか、銅も重要です。銅生産に対する根本的に異なるアプローチは、炭素排出量と水使用量の削減に貢献します」と語りました。

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in メモ, Posted by log1p_kr

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