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ルーカスフィルムが「マンダロリアン」のディープフェイク映像を作ったYouTuberを雇用


ドラマ「マンダロリアン」シーズン2でルーク・スカイウォーカーが登場したことは、「スター・ウォーズ」ファンを喜ばせるものでしたが、一方で、ルークの姿については不満の声がありました。これを見事になじませたのが数々のディープフェイク動画を作ってきたYouTuberのShamook氏。あくまでファンの立場から作ったものでしたが、このたび、技術を買われてルーカスフィルムに雇われたことが明らかになりました。

Lucasfilm Hires Deepfake YouTuber Who Fixed Mandalorian Skywalker VFX | IndieWire
https://www.indiewire.com/2021/07/lucasfilm-hires-deepfake-youtuber-mandalorian-skywalker-vfx-1234653720/

Shamook氏は以前、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でソロ役を演じたオールデン・エアエンライクの顔をハリソン・フォードに変えたことがあります。

ハリソン・フォードに若ソロ姿で「I know」と言わせるディープフェイク映像が登場 - GIGAZINE


「マンダロリアン」では、オリジナル映像よりももっと「マーク・ハミルが演じるルーク・スカイウォーカー」らしさを出したディープフェイク動画を公開し、200万回以上再生されました。

The Mandalorian Luke Skywalker Deepfake - YouTube


ニュースサイト・IndieWireによると、ルーカスフィルムのVFX部門であるIndustrial Light&Magic(ILM)は「常に才能のあるアーティストを探しており、実際に、ネット上で『Shamook』として知られる人物を雇っています」とコメント。Shamook氏も、数カ月前からILMに加わったと述べています。

なお、話題の「マンダロリアン」のディープフェイク映像は、Shamook氏によれば制作期間がわずか4日間しか取れず、アニメーションと口の同期の改善も不完全であり「品質に100%の満足はしていない」ものだとのことです。

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in 動画, Posted by logc_nt

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