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トヨタの子会社が配車サービス「Lyft」の自動運転部門を買収


2021年4月26日、トヨタの子会社で、主に技術やシステム開発を行う「Woven Planet」が、アメリカの配車サービス会社「Lyft」の自動運転部門「Level 5」を5億5000万ドル(約590億円)で買収したと発表しました。

Lyft, Inc. - Woven Planet, a subsidiary of Toyota, to acquire Lyft’s self-driving car division
https://investor.lyft.com/news-and-events/news/news-details/2021/Woven-Planet-a-subsidiary-of-Toyota-to-acquire-Lyfts-self-driving-car-division/default.aspx


Toyota is buying Lyft’s autonomous car division for $550 million - The Verge
https://www.theverge.com/2021/4/26/22404406/toyota-lyft-autonomous-vehicle-acquisition-amount-deal

「Lyft」はスマートフォンアプリからタクシー・ハイヤーの配車をリクエストできるサービスを提供する企業。その中の「Level 5」は自動運転技術に関するソフトウェア・ハードウェア開発、データ収集や走行テストなどを行っている部門です。今回の買収により、今後Level 5チームはWoven Planetに参加、自動運転技術や安全技術の開発を進めていくとのことです。


Lyftのローガン・グリーンCEOは「LyftとWoven Planetとのパートナーシップは、自動運転技術の大きな前身を表しています。自動運転車が私たちの世界に与える変革的な影響に興奮しています」と述べています。

Woven Planetは今回の買収に際し、2億ドル(約220億円)をLyftに前払いし、残りは今後5年間で支払っていくとのこと。Level 5の買収に際し、Woven PlanetとLyftは自動運転車の安全性と商業化を推し進めることを目的とした、Lyftのシステムと車両走行ログを利用するための商業協定に署名しています。

Woven Planetのジェームズ・カフナーCEOは「私たちはトヨタ・リサーチ・インスティテュートの研究チームとともに、トヨタグループ内にソフトウェア開発・自動運転技術開発のためのセンターを既に確立しています。ここにLevel 5の世界レベルのエンジニアたちを迎え、私たちの取り組みを強化できることを大変うれしく思います」と述べています。

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in 乗り物, Posted by log1p_kr

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