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iPhone 12は5GのスピードテストにおいてほぼすべてのAndroid機種に敗北している


2021年3月15日、モバイルネットワークの専門機関「Opensignal」が、iPhoneやAndroid端末を用いた第5世代移動通信システム(5G)のスピードテスト結果を発表しました。このテストにより、2020年10月に発売されたiPhone 12シリーズは、通信速度ランキングの上位25機種の中に入ることができなかったと判明しています。

The US smartphone speed race: how Apple, Google, LG, OnePlus and Samsung compare | Opensignal
https://www.opensignal.com/2021/03/15/the-us-smartphone-speed-race-how-apple-google-lg-oneplus-and-samsung-compare

Opensignal report claims iPhone 12 is slower than almost every Android phone in 5G/4G speed tests - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/03/15/iphone-12-5g-behind-android-smartphones/

OpensignalはiPhoneシリーズの中で初めて5Gに対応したiPhone 12iPhone 12 Pro、同じく5Gに対応したAndroid端末のGoogle Pixel 5Samsung Galaxy S20などを用いて、アメリカ国内で5Gの「下り」の通信速度を測定しました。

測定結果が以下。最も高速だったのは2021年1月に発売されたばかりのSamsung s21で、その速度は56.0Mbps。2位は2020年9月に発売されたTCLのRevvl 5Gで、速度は49.8Mbps、3位は2020年10月発売のOnePlus 8Tで、速度は49.3Mbpsと続きました。なお、上位25機種のうち60%をSamsung製スマートフォンが占めるという結果になっています。


一方、iPhoneシリーズで最も高速だった機種はiPhone 12 Proですが、その速度は36.9Mbpsで、上位25機種のランク外。2020年7月発売のLGエレクトロニクス製スマートフォン、LG Velvet(5G)に一歩及ばずという結果でした。


このレポートを作成したOpensignalのイアン・フォグ氏は、iPhone 12シリーズの5G通信速度が遅い理由として、高周波の通信に関わる「RF設計」に問題があるのではないかと推測しています。フォグ氏は「5Gの通信に直接的に関わるRF設計技術に関して、iPhoneは他のメーカーに対して遅れている可能性がある」と述べています。

一方、iPhoneシリーズは「4Gから5Gへの変遷に際し2.3倍高速化した」という結果が得られたため、Opensignalは最も高速化したのはiPhoneだとも指摘しています。このことについてOpensignalは、「iPhoneは4G通信の時代では、他社製スマートフォンとは異なりIntelのスマートフォン向けモデムを使用していたが、5G通信には他社と同じくQualcomm製のモデムに切り替えたため、このような伸び率を見せた」と推測しています。

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in モバイル, Posted by log1p_kr

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