無料で仮想空間内の画像や動画を閲覧しながらビデオチャットできるウェブアプリ「Pluto」を使ってみた
無料で画像や動画を展示できる仮想空間を作成し、複数人でビデオチャットしながら自由に歩き回れるコミュニケーションアプリが「Pluto」です。実際にPlutoを使って新感覚のコミュニケーションを楽しんでみました。
Pluto | Create your virtual world in one click.
https://pluto.video/
Plutoのトップページはこんな感じ。画面左側の「Try Pluto」をクリックするとPultoのデモバージョンを体験することができます。
Plutoを使うには、Googleアカウントでのログインが必要なので、「Log in with Google」をクリックしてログインします。
Googleアカウントのメールアドレスを入力して「次へ」をクリックして……
パスワードを入力して「次へ」をクリックしたらログインは完了。
Plutoへのログインが完了したら、カメラとマイクへアクセスする許可を求められるので「許可する」をクリックします。
Plutoの画面はこんな感じ。Plutoは自分好みの仮想空間を作れるサービスですが、デモバージョンではデモ用に準備された仮想空間を探索することができます。画面中央には基本的な操作方法が表示され、画面下部には左から「仮想空間のミニマップ」「移動ボタン」「ウェブカメラの映像」が並んでいます。また、画面右下には、チャットやプロフィールの編集を開始するメニューボタンも配置されています。
仮想空間は「移動ボタン」でも移動できますが、WASDキーや矢印キーでの移動にも対応しているため、好みの方法で仮想空間内を歩き回れます。仮想空間内を探索していると2018年に1億5000万円で落札され、その場でシュレッダーで切り刻まれたバンクシーの絵画「Girl with Balloon」を発見。詳細が気になったので絵画をクリックしてみます。
するとこんな感じで絵画がシュレッダーに切り刻まれる瞬間の映像が流れました。Plutoでは、このように共有したい情報を仮想空間に配置することができます。
さらに探索を続けると「モルディブ(Maldives)」や「富士山(Mt. Fuji)」と記されたワープホールを発見しました。富士山のワープホールは扉が閉められており通行不可になっていたので、モルディブに移動してみます。
モルディブに移動するべく青色のワープホールの突入すると……
南国風の仮想空間に転送されました。Plutoではこのように仮想空間同士をつなげることもできるようです。
Polarでは、自分以外のユーザーを仮想空間に招待して複数人で仮想空間を探索することもできます。ユーザーを招待するには、画面上部に表示された「Copy the invite link」をクリックして招待リンクをコピーし、メールやチャットアプリで招待リンクを共有すればOK。
招待したユーザーは、黄色いキャラクターの上にウェブカメラの映像が配置された状態で表示されます。通常のビデオチャットと異なり、ユーザーが移動すると声が遠くなったり近くなったりするため、同じ空間にいる感覚を味わえます。
実際に使ってみたところ、Polarは仮想空間内に配置された画像や動画を、他のユーザーと同時に楽しむことができるというサービスでした。
なお、自分好みの仮想空間を作成するには、アーリーアクセスに登録してPlutoからの招待コードをゲットする必要があります。
・関連記事
無料でiPhoneをPCのウェブカメラにできる「EpocCam」レビュー - GIGAZINE
ゲーマー御用達チャットツール「Discord」のiOS・Android版に画面共有機能が追加される - GIGAZINE
無料でリモートワークに最適なバーチャルオフィスを利用可能&かわいいアバターも自作できる「Pragli」レビュー - GIGAZINE
テレビでビデオチャットが使えるようになる「Portal TV」をFacebookが発表 - GIGAZINE
完全無料&インストール不要でビデオチャットが可能なオープンソースのオンライン会議ツール「Jitsi Meet」レビュー - GIGAZINE
無料で色々なWebサービスを1カ所で管理できるツール「Slapdash」を使ってみた - GIGAZINE
Twitter・Slack・Discordなどのチャットサービス統合アプリ「Beeper」が登場、WindowsやAndroidでもiMessageを利用可能 - GIGAZINE
・関連コンテンツ