濃厚チーズをチョコで包んだロシアの高密チーズケーキ「スィローク」試食レビュー
チーズケーキにはベイクドチーズケーキやレアチーズケーキ、スフレチーズケーキなどさまざまな種類がありますが、ロシアではフレッシュなカッテージチーズをチョコレートでコーティングした伝統的なスイーツ「スィローク」が日常的に食べられています。チーズケーキのようなものなのか、もしくは全く別のスイーツなのか気になったので、実際にスィロークを購入して食べてみました。
これが「スィローク」のパッケージ。今回はミルクチョコ(手前)、ダークチョコ(左)、ホワイトチョコ(右)を購入しました。保存は冷凍なので、食べる前に10~20分常温解凍する必要があります。
パッケージは女性の手にすっぽり収まる程度の小ささ。
まずはミルクチョコからみていきます。
原材料名には、まずカッテージチーズとあり、砂糖、ミルクチョコレート、バターと続きます。乳脂肪分は26%で、カロリーは1個50gあたり210kcalです。
ペリペリとミシン目から剥がして……
中の袋を取り出してみました。ゴールドでおしゃれな感じ。
さらに中からスィロークを取り出してみました。
サイズは全長7cmくらいです。
さっそく食べてみたところ、ひんやりとしたチーズとチョコが口の中の熱でとろりと溶けていきます。チーズはプロセスチーズのようなクセのあるタイプではなく、ヨーグルトのような爽やかな甘さと酸味が感じられるもの。ねっとり濃厚な舌触りですが、乳酸菌のような風味があるので意外にもくどさがなく、お酒は使われていませんが洋酒のような香りもあります。さっぱりとレアチーズケーキを濃縮したような、チーズケーキの中でも独特の立ち位置で、絶妙です。
一口目を大きくいきすぎたのですが、かなり濃厚なのでちみりちみりと食べ進めたくなります。濃厚なのにクドくなく食べやすいという恐ろしい仕上がりで、コーヒーなどと一緒にあっという間に食べきってしまいました。
続いて、ダークチョコを食べてみます。
基本的にはミルクチョコと使われているものは同じ。乳脂肪分も同じく26%で、カロリーは50gあたり205kcalです。
開封してみると、先ほどより色の濃いチョコレートに包まれていました。
ダークチョコはやや苦みの強いタイプ。ミルクチョコはカッテージチーズの酸味とチョコの甘さでバランスが取れていましたが、ダークチョコはやや大人向けの仕上がりで、お酒にもあいそう。
見た目はピノっぽい感じですが、チョコレートコーティングは厚みがありパリパリとしているのもグッド。
最後はホワイトチョコ。
これも原材料はチョコレートがホワイトチョコレートになっている以外、同じ。乳脂肪分も26%でカロリーは1個50gあたり210kcalです。
開封してみました。
ホワイトチョコは3つの中で最も甘みが強く、コーヒーと一緒に少しずつ食べ進めたい感じ。どのスィロークもチーズケーキ好きなら一度は食べてみるべき「ありそうでなかった」仕上がりで、お酒にもお茶にもコーヒーにも合いそう。サイズも小さめなので食後のデザートにもピッタリでした。
なお、スィロークはAmazonで12個入りのものが税込3240円で購入可能となっています。
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