試食

吉野家121年の歴史で初めて黒毛和牛肉を使った「黒毛和牛すき鍋膳」は何が違うのか? 通常の牛すき鍋と食べ比べてみた


牛丼チェーンの吉野家から、創業121年の歴史で初めて黒毛和牛を使ったという「黒毛和牛すき鍋膳」が、2020年10月5日(月)から提供されています。また、テイクアウト限定で3~4食分の牛肉が入った「牛鍋ファミリーパック」も提供されるとのことで、通常の牛すき鍋膳と食べ比べてみつつ、牛肉をお腹いっぱいになるまで食べてみました。

吉野家悲願の「黒毛和牛」史上初登場 新商品『黒毛和牛すき鍋膳』を10月5日より、数量限定で全国販売開始〜定番商品『牛すき鍋膳』も同日より販売開始〜
(PDFファイル)https://www.yoshinoya.com/wp-content/uploads/2020/09/30202723/news20201004.pdf


吉野家にやってきました。


店前には黒毛和牛すき鍋膳の登場が垂れ幕でアピールされていました。


テイクアウトで、黒毛和牛すき鍋膳(税抜998円)を購入。黒毛和牛すき鍋と、生卵とご飯がセットになっています。


黒毛和牛すき鍋(左)と比較用に購入した通常の牛すき鍋膳(税抜648円、右)を比べたところ。ぱっと見てもわかるくらいに肉の量に違いがあり、明らかに黒毛和牛すき鍋膳の方は肉が少なめ。


だしを見ると、黒毛和牛すき鍋のほうは脂が浮いているのに対して、通常の牛すき鍋は脂が少なめ。


黒毛和牛すき鍋を食べてみると、牛肉はしっかりと甘辛いすき焼きの割り下で煮込まれています。それでいて、弾力のある歯ごたえも感じられるので、「今確かに肉を食っているんだなぁ」と実感。白菜やネギ、にんじんはシャキシャキした食感が残っています。ただし、肉そのもののの味はかなり濃い味付けの前にかすんでしまっている印象です。


また、黒毛和牛すき鍋にはうどんや豆腐も入っているので、肉は少ないものの、ボリューム自体はかなりあります。


付属の生卵を溶いて肉にからめると、甘辛く濃い味付けの肉がまろやかに。さらに白いご飯との相性も最高。


「はたして黒毛和牛すき鍋と通常の牛すき鍋で肉の味に違いがあるのか?」と思い、小皿に取り分けて食べ比べてみました。よく見比べてみると、画像では少しわかりづらいですが、黒毛和牛すき鍋の方がやや肉の色が濃く赤みがかっています。ただし、やはり味付けがかなり濃いので、食べても味にはほとんど違いがありません。なお、脂がだしに溶けてしまっているからか、黒毛和牛すき鍋の肉の方がややさっぱりしている印象です。


続けて、牛鍋ファミリーパックの3人前(税抜748円、左)と4人前(税込948円、右)も食べてみます。以下はそれぞれを交通系ICカードと並べて比べたところ。


3人前は容器込みで、実測417グラム。


4人前も容器込みで、実測573グラム。どちらも牛肉のみで玉ねぎや白菜は入っておらず、鍋の汁を含んでいるとはいえ、圧倒的なボリュームです。


黒毛和牛肉ではありませんが、肉だけ先に食べてしまった牛すき鍋に「追い肉」をできるのが、牛鍋ファミリーパックのいいところ。ただし、相当な量があるので、食べ過ぎには要注意です。

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in 試食, Posted by log1i_yk

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