映画や本の「好き」「嫌い」を選ぶだけで好みを勝手に学習してジャンルを横断したオススメを教えてくれる「Findka」レビュー
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ECサイトで「ゲーム機本体を購入したら、もう一度同じゲーム機本体の購入をすすめられた」という見当違いなレコメンドを経験をした人は多いはず。無料のウェブサービス「Findka」は、本や映画を「好き」「嫌い」で評価していくだけで、「この本が好きならこの映画も好きなはず」といったように異なるカテゴリーにまたがって自分にあったさまざまなコンテンツをオススメしてくれるとのことなので、実際に使ってみました。
Findka
https://findka.com/
Findkaはアカウント登録不要で利用できますが、自分の好みなどを保存するにはアカウント登録が必要。アカウントを登録するには、トップページにアクセスしてメールアドレスを入力し「Sign in」をクリック。入力したメールアドレスにメールが送信されます。
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届いたメールの赤枠部分をクリックすると……
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ボードゲーム・本・映画・音楽・ポッドキャスト・テレビ番組・ビデオ・ビデオゲーム・記事といったさまざまなカテゴリを横断する作品リストが表示された、Findkaのホーム画面が現れました。ホーム画面はコンテンツの評価を行う画面であると同時に、Findkaがコンテンツをレコメンドする画面でもあります。なお、コンテンツのサムネイルは表示される場合とされない場合があるようです。
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コンテンツの評価ボタンは左から「低評価」「ブックマーク」「高評価」となっており、ボタンをクリックすることで評価やブックマークを行います。「低評価」と「高評価」はひとつの作品に対してどちらか一方しか与えることができません。また、ボタンをもう一度押すことで評価やブックマークを解除することができます。
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コンテンツの詳細を確認するため、タイトルをクリックすると……
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iTuneのプレビュー画面が開きました。つまり、作品タイトルのリンク先はGoogle Play、Odesli、TheTVDB.comといった外部サイトになっており、Findka上に表示される作品の詳細情報はこれらのウェブサイトから引用しているわけです。
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Findka上で出てくるコンテンツを評価していくと、評価済みのコンテンツが画面から消失し、次のコンテンツがどんどん画面に追加されていきます。
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気になるコンテンツが表示されたら「ブックマーク」しておきます。こうして評価を繰り返していくうちにFindkaが好みを学習し、レコメンドの精度も向上していくというわけ。
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画面に気になるコンテンツがなければ「Skip」で次のコンテンツ群を表示することが可能。
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ページ上部にはボードゲーム・本・映画・音楽・ポッドキャスト・テレビ番組・ビデオ・ビデオゲーム・記事・その他、というカテゴリのボタンが表示されており、任意のカテゴリをクリックすると、評価するコンテンツのジャンルを絞ることができます
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自分の好きなコンテンツが頭に浮かんでいる時は、左側の「Add」をクリックして検索画面を表示し、キーワードでコンテンツを検索することで、効率的に評価を行うことができます。
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ブックマークしたコンテンツを確認するには、左の「Bookmarks」をクリック。
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ブックマークしたコンテンツが一覧で表示され、自分の好みを一気にまとめておいて、その後の作品選びの参考にできるわけです。
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「Likes」をクリックすると、「高評価」を押したコンテンツを表示することができます。
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肝心の精度ですが、カテゴリーを「Movies」に設定して「スター・ウォーズ」シリーズ、「アベンジャーズ」シリーズ、「ハリー・ポッター」シリーズのみ高評価した場合のレコメンドはこんな感じ。一番最初のレコメンドよりもブロックバスター映画のような性質を持つコンテンツが増えた印象です。
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Findkaは「映画に対する高評価から本の好みを推測する」といった、コンテンツのカテゴリーにまたがるレコメンドも可能とのこと。試しに「Books」カテゴリのレコメンドを見てみたところ、コンピュータ関連の書籍を出版するオライリーの技術書がオススメされていました。現在のFindkaユーザーの多くがエンジニアであり、「スター・ウォーズ」「アベンジャーズ」「ハリーポッター」と「オライリーの技術書」が同時に高評価されることが多いというバイアスによるレコメンドなのかもしれません。
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日本のコンテンツでの精度を確認するため、いったんすべての評価を解除し、日本のコンテンツを検索して高評価を押してみましたが……
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日本のユーザーが少ないためか、まったく好みのコンテンツをレコメンドしてもらえませんでした。今後Findkaのユーザーが増えることで、精度が向上していくと考えられます。
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