祇園辻利の抹茶風ポン・デ・リングとパリパリのパイ生地が合体した斬新な「ポン・デ・パイ 宇治抹茶」などミスド「抹茶の、驚シリーズ」全4種を食べてみた
ミスタードーナツと京都の老舗茶専門店「宇治茶 祇園辻利」、そして宇治市出身の世界的パティシエ・鎧塚俊彦氏がコラボレーションした抹茶スイーツシリーズ第2弾「抹茶の、驚(おどろき)シリーズ」が登場しました。一番摘みの宇治抹茶を限定使用した「和」なスイーツはどんな味わいなのか、全4種を食べてみました。
misdo meets 祇園辻利 Toshi Yoroizuka 抹茶の、驚シリーズ 抹茶の、頂シリーズ|新商品|ミスタードーナツ
https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/200410_001/
鎧塚シェフの驚きの発想が生み出した、ドーナツが誕生!misdomeets 祇園辻利ToshiYoroizuka『抹茶の、驚シリーズ』5月15日(金)から期間限定発売
(PDFファイル)https://www.misterdonut.jp/businessinfo/news_release/pdf/nr_200512_01.pdf
というわけで、ミスタードーナツにやってきました。
世界的パティシエの鎧塚俊彦氏が今回の「抹茶の、驚(おどろき)シリーズ」を手がけたことをアピールする垂れ幕が店頭に掛かっていました。
購入して持ち帰ってきた全4種のドーナツがこちら。
それぞれ上面にクリームがトッピングされているため、形状が崩れないように幌(ほろ)のような屋根がついた立体的なパッケージに入れられています。
まずは「クリスプダブル宇治抹茶」(税別230円)から食べてみます。
パイの上には、カリカリに焼き上げられたパイの一部をチョコでコーティングしたものと、アーモンドがトッピングされた宇治抹茶ホイップがのっています。
パイはチョコレートでコーティングされており、切ってみると、生地には宇治抹茶がふんだんに練り込まれていることがわかります。
食べてみると、クッキー生地とベーグル生地を重ね合わせたという生地の外はサクサク、中はしっとりモチモチという対照的な食感。パイ生地・ホイップ双方の宇治抹茶の豊かな風味に加えて、パイ生地の宇治抹茶から感じられるほろ苦さや、ホイップから感じられるパンチのある甘さ、アーモンドのカリッとした歯ごたえがそれぞれアクセントになっていました。
「クリスプ宇治抹茶ショコラ」(税別230円)は、「クリスプダブル宇治抹茶」の色違いのようなスイーツ。
コーティングのチョコレートが抹茶チョコレートに、トッピングのホイップがチョコレートホイップになっている点が「クリスプダブル宇治抹茶」と異なります。
パイ生地は「クリスプダブル宇治抹茶」と共通で、宇治抹茶が練り込まれています。
食べてみると、かじった瞬間はチョコレートの味を強く感じますが、モッチリした生地を食べると抹茶の「ほろ苦さ」が口の中に広がっていきます。「クリスプダブル宇治抹茶」に比べて、抹茶感控えめでビターなスイーツでした。
続いては「ポン・デ・パイ 宇治抹茶」(税別200円)
宇治抹茶チョコレートでコーティングされたポン・デ・リングの中央にアーモンドトッピングの宇治抹茶ホイップがのっており、まさしく抹茶色なスイーツ。
このポン・デ・リングの下面に、パイがくっついています。なので、「ポン・デ・パイ」という名称なわけです。
包丁を入れてみると、パリパリの薄いパイ生地が何層も重なっていることがわかります。ポン・デ・リングとパイはチョコレートで接着されていました。
食べてみると、パイ生地は噛んだ瞬間に「ザクッ」という大きな音が出るほどサクサクで、モチモチのポン・デ・リングと同時に食べると食感のコントラストが際立っています。ホイップからはほのかに苦い抹茶の風味が豊かに感じられますが、全体的には甘め。サクサクのパイ生地がインパクトが強く、ポン・デ・リングを押しのけて主役となっているスイーツです。
最後は「ポン・デ・パイ ショコラ」(税別200円)を食べます。
宇治抹茶チョコレートでコーティングされたポン・デ・リングと下段のパイ自体は「ポン・デ・パイ 宇治抹茶」と共通ですが、中央部のホイップがチョコレートホイップに、アーモンドトッピングがチョコレートクランチに代わっています。
食べてみると、抹茶とチョコレートの風味がそれぞれ感じられ、双方のバランスがとれているように感じられます。サクサクのパイ生地のインパクトや、モチモチのポン・デ・リングと組み合わさったときの食感のコントラストとともに、甘い抹茶とチョコレートの両方の味わいを楽しめるスイーツでした。
「抹茶の、驚シリーズ」は2020年5月15日(金)から7月上旬まで、一部店舗を除くミスタードーナツ全店で購入できます。
また、ミスタードーナツと宇治茶 祇園辻利、鎧塚俊彦がコラボレーションした抹茶スイーツ第1弾の「抹茶の、頂シリーズ」も記事作成時点で販売が継続中。「抹茶の、頂シリーズ」のレビューは、以下から読むことができます。
祇園辻利の抹茶を濃縮したもっちもちのポン・デ・リングにパリパリチョコをコーティングした「ポン・デ・宇治抹茶 ショコラアーモンド」などミスドの新作スイーツを食べてみた - GIGAZINE
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