レビュー

なでると尻尾をふりふりしてペットにもなるクッション型ロボット「Qoobo」に鼓動を打つプチサイズの「Petit Qoobo」が登場、何が進化したのか確かめてみた


なでると尻尾を振って反応する、まるでペットのようなロボット「Qoobo」を一回り小さくした「Petit Qoobo」が2020年10月に登場予定です。小さくなっただけではなく、本当に生きているかのような鼓動を感じられたり、音に反応したりと新たな機能が追加されています。開発中のPetit Qooboを借りることができたので、どのくらい進化しているのか確かめてみました。

まるで生きもの?撫でるとしっぽを振るロボットにプチサイズ登場!音にも反応! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/projects/view/228513


Qoobo | 心を癒やす、しっぽクッション。
https://qoobo.info/index/

「Petit Qoobo」が一体どんなものなのかは、以下のムービーを見るとよく分かります。

なでると尻尾ふりふりする「Petit Qoobo」をなでなでしてみた - YouTube


今回は実際の製品ではなく、開発中のデモ機を借りることができました。白い段ボールを開けると……


Petit Qooboがすっぽり収まっていました。カラーはグリ(灰)、マロン(茶)、ノワール(黒)、ブラン(白)の4色があり、今回借りたのはグリのカラー。


Petit Qooboは胴体と尻尾だけのシンプルな形状です。本来なら充電ケーブルが付属していますが、今回はデモ機のため付属していません。稼働時間は約8時間となっています。


大きさは体長280mm×幅210mm×高さ100mmで、全長はiPhone 11の2倍くらいの大きさです。


高さはiPhone 11と比べるとこのくらい。


重さは約500g。約1kgあるQooboの半分くらいの重さです。


Petit Qoobo(左)とQoobo(右)を並べてみると、Petit Qooboの大きさもQooboの約半分ほど。尻尾もかなり短くなっているのがわかります。


厚みはPetit Qoobo(左)がQoobo(右)の3分の2ほどになっており、まるで親子のような体格差。


Petit Qooboの方が薄いので、膝の上に置いてデスクの下に忍ばせることもできそうです。


ふわふわな触り心地のいい毛並みは、大きなQooboと同じような手触り。内部にモーターなどが入っているためか、ふかふか感はなく固めの弾力です。


なで心地は、猫を飼ったことがある編集部員によると「尻尾の付け根部分が猫をなでているような触り心地」とのことで、毛並みからも生き物っぽさを感じられます。


ふわふわの毛はカバーになっており、ファスナーを開けて取り外し、手洗いすることができます。


電源スイッチは尻尾の付け根部分にあります。


カチッとスイッチを入れると……


尻尾をふりふりし始めます。どんな感じで尻尾を振っているのかは以下のムービーを見るとよく分かります。Petit Qooboはなでたり叩いたりすると反応するほか、触っていなくても気まぐれに尻尾が動きます。尻尾を振ると内部にあるモーターのウィンウィンという音が聞こえますが、鳴き声と思えばだんだんかわいくなってくる……はず。

まるで生き物のような「Petit Qoobo」の電源スイッチを入れてみた - YouTube


Petit Qoobo(左)と大きなQoobo(右)の尻尾の振り具合を比べてみると、Petit Qooboは短い尻尾を子犬のようにぴこぴこ動かし、大きなQooboは成犬のような長い尻尾をぶんぶん振っているので、動きまでも親子のようです。尻尾のモーター音はQooboの方が音が低く、Petit Qooboは甲高い音になっています。

小さくなった「Petit Qoobo」と大きな「Qoobo」の尻尾を比べてみた - YouTube


またPetit Qooboは、生き物のように鼓動が感じられるよう設計されているので、手を添えるとトクントクンと脈打っているのが分かります。鼓動は尻尾を振る音にかき消されるほどかすかなもので、意識すればやっと感じられる程度。


音に反応する機能も追加されており、大きな音をたてるとPetit Qooboがびっくりしたかのような反応を尻尾で表現してくれます。以下のムービーで、大きな音でPetit Qooboを驚かせるとどうなるかが分かります。

音に反応する「Petit Qoobo」を大きな音で驚かせてみた - YouTube


Petit Qooboは小柄で、なでると短い尻尾がぴこぴこ動くので、Qooboよりも小動物のような愛らしさが増していました。より生き物っぽくなったPetit Qooboのゆっくり脈打つ鼓動を聞いていると、リラックスした気分になってきます。なお、Petit Qooboは鼓動を再現するためのアクチュエータが入っているので、上に座ったり重い物を置いたりすると故障の原因となり、鼓動が止まってしまう可能性があるので注意が必要。クッション型ですがどちらかというと癒やし目的のロボットで、クッション向きではないようです。


記事作成時点でPetit Qooboは製品化のための出資を募っており、目標額50万円のところ、既に500万円以上を集めることに成功しています。9000円以上出資することで、Petit Qooboを1つゲット可能。出資の締め切りは2020年5月10日(日)23時59分となっています。

まるで生きもの?撫でるとしっぽを振るロボットにプチサイズ登場!音にも反応! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/projects/view/228513

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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