レビュー

手乗りドローン「Rolling Spider」を発売前に飛ばしまくってみましたレビュー


iPhone/iPadがコントローラーになるクアッドコプター「AR Drone 2」のメーカーであるParrotは、超小型ドローン「Rolling Spider」と地上走行型ロボットの「Jumping Sumo」を2014年8月に発売することを発表しました。両製品とも2万円を下回るという手頃な価格になっているのですが、すでにレビュー済みのJumping Sumoと一緒に手のひらサイズの超小型ドローンの「Rolling Spider」を借りることができたので、実際に機体を手にとって飛ばしまくってみることにしました。

パロット社のミニドローンRolling Spiderは、地上から天井まで自在に駆け巡ります!
http://www.parrot.com/jp/products/rolling-spider/

Rolling Spiderがどんな商品なのか?ということは、以下のムービーから確認可能です。

Parrot MiniDrone Rolling Spider official video


◆Rolling Spiderの本体
低く構えるようなデザインのRolling Spiderの機体。超コンパクトな胴体から4本のアームが伸び、同じく超コンパクトなモーターにプロペラが取り付けられています。


真上から見てみたところ。胴体の大きさは幅3cm×長さ6cmと少し大きめの消しゴムと同じぐらいのサイズで、プロペラを含んだ最大の幅でもわずか14cmというコンパクトさです。


鋭い眼光が文字どおり光る機体正面には、なぜか男爵ヒゲがデザインされていました。


驚くべきはその軽さ。機体の重量はわずか57グラムという超軽量で、しかもこれはバッテリー込みの重さとなっています。


搭載するバッテリーは「Jumping Sumo」と共通の3.7V/550mAhのタイプとなっています。


まさに手乗りドローン。驚きのコンパクトさです。


プロペラを回して機体を浮かび上がらせるモーターは、直径およそ1cmの小型タイプ。


胴体から伸びるアームは柔軟性の高い樹脂製で衝撃を吸収してくれそう。トラス構造のおかげで、剛性も確保されているようです。


機体尾部にはバッテリースロットと、充電・データ通信用のMicro-USB端子が備え付けられています。


機体底部には、地面との距離を測る超音波センサーとカメラを装備。カメラは機体の真下の風景を撮影できるほか、1秒間に60回という高速で画像を処理して機体の速度と進行方向を検知するためにも用いられます。


パッケージには巨大な車輪と車軸がセットされています。


車軸を胴体上部に取り付けると……


機体の保護を兼ねた巨大なタイヤとして使うことができるようになっています。これがあれば、少々の墜落ぐらいなら問題ありません。


もし機体が壁などにヒットしてもプロペラが簡単に外れるようになっているので、壁や人を傷つける危険性は低くなっています。また、墜落を感知するとモーターが自動停止する安全システムも搭載されているとのこと。


なお、製品には男爵ヒゲ部分の着せ替えステッカーが同梱されているので、自分仕様にカスタマイズすることもできるようになっていました。


◆操縦アプリ「FreeFlight 3」(注:発売前の画面のため、製品版とは異なる可能性があります)
Rolling Spiderを操作するアプリの基本画面がこちら。画面中央の下部にある「TAKE OFF」をタップすると機体が浮かび上がり、左右の丸いポイントをジョイスティックのように操作して機体を操縦します。


なお、操縦モードは「NORMAL」に加えて、より操作の簡単な「JOYPAD」、そして上級者向けの「ACE」から選択することが可能です。そのほかにも機体の最大高度や傾斜角、上昇速度を設定して性能をコントロールしたりもできます。


実際に離陸していろいろ操縦してみた様子が以下のムービー。機体の動きが安定しているので、広めの部屋の中であればフライトを楽しむことも可能です。ムービーを見るとプロペラの音が大きく聞こえますが、実際にはある程度ガマンのできるレベルの音量でした。しかし、なんの前触れもなく家の中で飛ばすと、家族に怒られるのは間違いなさそうです。

Parrot RollingSpiderは部屋の中でも飛ばせる超小型ドローン


アプリ「FreeFlight 3」はiOS版とAndroid版、そしてWindows Phone版が順次リリースされる予定です。今回はiPad Airで操縦してみました。画面中央の下にある緑色の「TAKE OFF」ボタンをタップすると、機体が「ふわっ」と浮き上がります。


操作モードが「JOYPAD」の場合、左キーを上下させると機体の高度が上下に変化します。


左右に動かすと、機体の中心を軸にして左右にクルクルと回転します。


右キーは機体の前後左右の動きを担当しています。


最後は「LANDING」と書かれた緑色のボタンをタップすると……


自動的に着陸が完了しました。


以下のメーカーによるムービーでは、このRolling Spiderとその兄弟機となる「Jumping Sumo」が一緒にミッションを遂行するシーンが紹介されています。

Parrot MiniDrones Jumping Sumo & Rolling Spider - Connected Toys!


薄暗い部屋に置かれた1台のRolling Spider。


ライトが点灯して起動しました


まるで車のように車輪が回って動き出しました。


そしてもう1台、後を追って動き出すJumping Sumoの姿も。2台はキッチンに行ってお菓子を奪ってくるという任務を与えられています。


2台は部屋を出て廊下へ。


ペットの犬に遭遇!


「がうがうがう!」と飛びかかってくる犬の攻撃を、空中に浮かび上がって回避するRolling Spider。


犬が気をとられている間にJumping Sumoがこの場を切り抜けました。


家族がいるリビングに到達しました。しかし見つかるわけにはいきません。


小型な機体をいかし、ソファーの下に身を潜めて移動……。


Rolling Spiderは天井づたいに抜き足差し足。


目的地であるキッチンに到着しました。しかし、床をはいずり回っていては任務を遂行できません。するとJumping Sumoは……


勢いよくジャンプ!


さらにジャーンプ


モニターで現地の様子を確認しながら目的地を目指します。


ターゲット発見!これから捕獲作業に入ります。


がしっ


あとは作戦基地へと戻るのみ


もう犬も怖くありません。


無事、兄弟のいる部屋へと帰還。


まんまとお菓子をゲットすることができたRolling SpiderとJumping Sumo(と、悪だくみをはたらいた兄弟)でした。


Parrotミニドローン「Rolling Spider」は2014年8月に発売予定。税込み価格1万2800円でApple Storeや家電量販店、AmazonやKYOSHOオンラインショップなどで取り扱われる予定となっています。

・関連記事
スマホでカメラの映像を見ながら操縦できるミニドローン「Jumping Sumo」を発売前に触りまくってみました - GIGAZINE

「DJI Phantom 2 Vision+」を飛ばしまくっていろいろ撮影しまくってみたレビュー - GIGAZINE

スマホで自由自在に操作できムービー撮影・ヘッドアップディスプレイ連携なども可能な新型ドローン「Bebop Drone」の威力がわかる公式ムービーまとめ - GIGAZINE

国境監視・防衛用ドローンの購入予算をクラウドファンディングで募集し成功 - GIGAZINE

W杯に臨むフランス代表のトレーニング風景がドローンで盗撮される - GIGAZINE

ドローンを使って噴火する活火山に接近して激写したムービー - GIGAZINE

クアッドコプターが車体から飛び出し周囲の状況を確認できる「ルノー KWID」 - GIGAZINE

障害物の間でも安定して飛び続けられる飛行ロボット「GimBall」 - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by logx_tm