本当は多くの人が欲しがっているのに人の目に届かず売れ残る事態を回避できる「イージーマイショップ」の便利機能を使ってみた
オンラインで商品を売っていると、商品数が増えれば増えるほど商品が埋もれてしまう事態が発生し、本当は多くの人が欲しがる商品でも人の目に届かず売れ残る………という事態に陥りがち。ネットショップ作成サービスの「イージーマイショップ」では売りたい商品を人目に触れやすくしてアピールし、求めている人の手に届けるための便利機能がそろっているということなので、在庫一掃に役立ちそうな機能の数々を実際に使ってみました。
ネットショップ開業はイージーマイショップ | セット販売やオーダーメイド商品に強いネットショップ構築
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目次
◆山ほどある在庫を探してもらいやすくする便利機能はこんな感じ
◆商品に「新着」や「オススメ」などPOPっぽいメッセージをつけてみた
◆「この本が欲しいなら、これも欲しいはず!」とオススメ商品を並べるレコメンド機能
◆人気商品が何かをアピールする各種「ランキング」を設定してみた
◆売りたいものを人目につきやすい場所で目立たせてみた
そもそも、商品を効率よく売れるネットショップはどうやって作れるのか?ということで「ネットショップ開設」の方法は以下の記事から読むことができます。
自分の自分による自分のための同人誌を「再販希望ボタン」「クーポン配布」「転売防止のための購入回数制限」などで思い通りに扱うマイ同人誌ショップを「イージーマイショップ」で作ってみたらこうなった - GIGAZINE
◆山ほどある在庫を探してもらいやすくする便利機能はこんな感じ
イージーマイショップで作った同人誌ショップはこんな感じ。ページ上部に大きくスライドショーが表示され、その下に商品である同人誌のサムネイルがタイル状に表示されています。
商品のサムネイル左上には書店や実際の売り場によくある「手書きPOP」のようなメッセージをくっつけることも可能。
誰にでもすぐに通じてよく見かける「SALE」「大人気」や……
「NEW」「オススメ」などのほか、自分でアップロードしたアイコンを使うこともできます。例えば18歳未満の購入禁止を意味する「18」というアイコンを表示しておけば、一覧からでも目的の商品と避けるべき商品が一目でわかります。
さらに各商品ページを開くとこんな感じ。商品タイトルの上にもアイコンが表示されていました。
商品写真の下には、「オプション商品」や「レコメンド」が表示されます。この機能を活用することで、買い手は自分好みのアイテムの見逃しや買い逃しが少なくなり、売り手は狙いを定めた商品アピールができ、双方にとってうれしい結果に。
トップページ画面左側には過去30日の売れ筋ランキング。このランキングはページの他の位置に埋め込むことも、そもそも埋め込まないことも可能ですが、画面上の目立つ位置に表示しておけば人気商品が何かが一目でわかるようになり、「売れる商品がもっと売れていく」という現象を作ることが可能です。
売れ筋ランキングの下には「お気に入り」ランキング。それぞれの商品は「お気に入り」「あとで見る」というボタンを付けることが可能なので、たくさん「お気に入り」されている人気商品を目立たせたり……
「あとで見る」のランキングで商品を目立たせることも可能。品数が多くなると、画面のはるか下の方で商品が埋もれてしまうことがありますが、この仕組みを使えば人気商品を人目につきやすいところでアピールできるわけです。
ランキングは縦方向に表示せることも可能ですが、横方向にスライド表示させることもできるので、少ないスペースに多くの情報を詰め込むことができます。
トップページ右上には検索欄。シンプルにキーワード検索もできますが……
検索欄右側の矢印を押すと、さらなる検索条件・絞り込み条件が出現。
検索結果の表示順を商品コードや商品名順にするだけでなく、新着アイコンやオススメアイコン付きのものから表示させたり、価格が安い順・高い順・更新順などで表示させたりが可能です。
またカテゴリはメインカテゴリ・サブカテゴリの両方を指定できます。
「複数カテゴリから探す」「商品名で探す」「在庫あり」「OR検索」という選択肢もありました。基本的に検索は「AND検索」なので、「カテゴリ内でキーワード検索」という形も可能。また、価格帯を指定して検索することもできるので、買い手はピンポイントで自分の欲しいものを探せるようになります。
◆商品に「新着」や「オススメ」などPOPっぽいメッセージをつけてみた
……と、手元の在庫処理にお役立ちな機能が満載なのですが、実際に設定はどのように行うのか?ということで見てみます。これがイージーマイショップの管理画面「店長ナビ」で、視覚的かつ直感的に在庫管理・発送管理ができる仕組みとなっています。
まずは画面上部の「商品管理」から「商品一覧」をクリック。
商品一覧がずらりと表示されるので、アイコンをつけていきたいアイテムの商品コードをクリック。
こんな感じで商品情報の変更画面が現れます。
このページに「アイコン付与」という選択肢があるので、「新着」「おすすめ」「商品付加アイコン1(SALE)」「商品付加アイコン2(大人気)」「商品付加アイコン3(半額)」「商品付加アイコン4(いち押し)」「商品付加アイコン5(店長のオススメ)」などから好きなものを選んでチェックを入れればOK。
アイコンを設定していない状態だと以下のような感じ。どれも商品画像があるだけで平等ですが……
アイコンを付けると、特定の商品を明白に目立たせることが可能。
さらに店長ナビ上部の「拡張設定」→「デザイン設定」を選び……
「デザインテンプレート」のうち「ボタン画像等」をクリックします。
ここでは商品につけるアイコンの見た目を変更することができます。
デフォルトだと「CSS」に指定されていたので、「画像」にチェックを入れ、「ファイル」を選択。
PCで作ったオリジナルのアイコンをアップロードすると……
オリジナルのアイコンを付けることもできます。商品画像やタイトルだけではわかりにくい、しかしパッと見てわかる目印として、買い手が探しやすくなるような情報をアイコンで付与できるわけです。
◆「この本が欲しいなら、これも欲しいはず!」とオススメ商品を並べるレコメンド機能
商品情報変更ページには「レコメンド」という項目もあり、オプション商品やレコメンドの設定が可能。オプション商品の「追加」をクリック。
オプションとして結びつける商品の選択肢が表示されるので、目的の商品の「選択」を押せばOK。
さらに「この商品が属するタグ」や「関連サーチ」を設定すれば、「この本が好きなら、この本も好みのはず!」というアイテムをページ上に並べることができ、買い手の好みと思われるアイテムを次から次に見せていくことができます。
実際に「オプション商品」「関連サーチ」は商品ページ下部に以下のように表示されます。
◆人気商品が何かをアピールする各種「ランキング」を設定してみた
ランキングは「売れ筋ランキング」の他にも「お気に入りランキング」「あとで見るランキング」などがあります。と各種ランキングを設定するため、画面上部の「拡張設定」から「デザイン設定」を選択。
「ランキング」タブを開くと各種ランキングが表示されました。イージーマイショップにはHTMLを使わなくても、サイトの好きな場所に好きな機能を配置することが可能な「独自タグ」があります。{carousel1}のように{}で囲まれているのが独自タグです。編集アイコンを押すと……
ランキングの並び順や、表示させる情報などを変更可能でした。
デザイン設定の「レイアウト」タブに移ると、ウェブサイトのどこに何を配置するかがドラッグ&ドロップで変更できるようになっていました。先ほど見た独自タグはここで使用していきます。
「未使用パーツ」にある「フリー」の横の編集アイコンを押し……
パーツ名を「後で見るランキング」とし、内容に「ランキング」タブに表示されていた独自タグ{carousel4}を入力して「保存」をタップ。
パーツをサイトレイアウトにドラッグ&ドロップします。
すると、売れ筋ランキングしか配置していなかった時は売れ筋の直下に「ショッピングカート」がありましたが……
パーツをドラッグ&ドロップしたところに「お気に入り」ランキングや……
「あとで見る」ランキングが表示されるように。
◆売りたいものを人目につきやすい場所で目立たせてみた
さらにレイアウトの「商品一覧・フレーム設定」から、商品の表示順を変更できるので、やってみました。
「商品一覧・フレーム設定」ではウェブサイトに表示する商品の「表示順」を指定できるようになっており、アイコンが付いているものをページ上部に配置することなどが可能。
表示順は第1ソートから第5ソートまで指定できます。
アイコンがついているものを先に表示すると以下のような感じ。「NEW」「オススメ」のアイコンが優先的に表示され、その次に「SALE」「大人気」と並び、アイコンがないものはその後に表示されます。この機能を使えば「この在庫を売ってしまいたい!」となった時に、サイトの上部でアピールし、人目につく割合を増やして売上げ数を増加させることが見込めるわけです。
今回は「在庫を一掃すること」に焦点を当てていきましたが、イージーマイショップは「こんなにも機能が使えるの?」と驚くほどの多機能が特徴で、「ブログに「カートに入れる」ボタンを追加する」というシンプルな使い方のほか、アドインを利用して「売る力」を爆上げしたり、自分の同人誌や創作のファンをパトロンに変える仕組みを作ったりすることも可能で、自分がやりたい「売り方」にぴったりの方法を見つけることができます。この記事に収まりきらなかったさまざまな機能の詳細や、各プランについては以下から読むことが可能です。
ネットショップ開業はイージーマイショップ | セット販売やオーダーメイド商品に強いネットショップ構築
https://www.easy-myshop.jp/
なお、イージーマイショップを運営するシステムリサーチではEC好きなスタッフを募集しているとのことです。
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