人気ゲーム「The Last Of Us」の海外ドラマ化が決定、原作の生みの親ニック・ドラックマンも共同脚本として参加
2020年5月29日(金)に続編の発売が決定しているPlayStationブランドの人気タイトル「The Last of Us」が、海外ドラマとして実写化されることが明らかになっています。原作となるThe Last of Usでクリエイティブディレクターと脚本を担当した、ニック・ドラックマン氏が共同脚本家として参加するとのことです。
'The Last of Us' Series in the Works at HBO From 'Chernobyl' Creator (Exclusive) | Hollywood Reporter
https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/last-us-series-works-at-hbo-chernobyl-creator-1282707
We’re so psyched to be teaming up with @HBO to create a new The Last of Us series with @Neil_Druckmann and @clmazin at the helm: https://t.co/AzjxMdjTbQ pic.twitter.com/6gFjdXtiMw
— Naughty Dog (@Naughty_Dog) March 5, 2020
I can’t believe we get to team up with one of my favorite writers to bring Ellie and Joel’s journey to HBO. https://t.co/GNsl0sUVSK
— Neil Druckmann (@Neil_Druckmann) March 5, 2020
Hollywood Reporterの報道によると、The Last of Usは「ゲーム・オブ・スローンズ」などの人気ドラマシリーズを抱えるHBOがドラマ化する模様。ドラマ版でエグゼクティブプロデューサーを務めるのはHBOの人気ドラマシリーズである「チェルノブイリ」で脚本を務めたクレイグ・メイジン氏。また、原作でクリエイティブディレクターと脚本を務めたドラックマン氏も共同脚本としてドラマ版の制作に関与します。
また、The Last of Usの開発を担当したノーティードッグのエヴァン・ウェルズ社長と、「ゲーム・オブ・スローンズ」などでエグゼクティブプロデューサーを務めてきたキャロリン・ストラウス氏も同ドラマのエグゼクティブプロデューサーに名を連ねます。
ドラマ版The Last of UsはHBOとソニーがゲームタイトルの映像化を専門に立ち上げたPlayStation Productions、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンの3社の共同制作で、PlayStation Productionsが手がける最初のドラマシリーズとなります。
エグゼクティブプロデューサーを務めるメイジン氏はThe Last of Usの熱狂的なファンとして知られており、共同脚本としてドラマ版の制作に携わるドラックマン氏について「間違いなくビデオゲーム媒体で働く最高のストーリーテラーのひとりで、The Last of Usは彼の最高傑作です。この息をのむような作品に適応する機会を得ることは、長年の私の夢であり、ニールとのパートナーシップでこの夢を実現できたことを光栄に思います」とコメントしています。
また、ドラックマン氏は「クレイグと最初に話をしたときから、私は彼の物語へのアプローチ方法と、The Last of Usに対する深い理解と愛に感銘を受けました」「クレイグとHBOはチェルノブイリという作品で、緊張感があり、悲惨で、感動的な傑作を生み出しました。テレビ番組としてThe Last of Usの物語をよみがえらせるのに、これ以上のパートナーを考えることはできませんでした」と述べています。
HBOの番組編成局長であるケイシー・ブロイズ氏は、「ドラマ版The Last of Usは、クレイグ、ニール、キャロリン、ソニー、ノーティードッグ、PlayStationチームと提携し、この素晴らしいゲームの世界を実現するための信じられない程エキサイティングな機会です」とコメントしました。
また、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンのクリス・パーネル社長は、「これはPlayStation Productionsが制作する予定の映像作品の最初のひとつとなります」と述べています。
なお、The Last of Usは数々のゲーム賞を受賞しており、PlayStation 3で発売されたオリジナル版と、PlayStation 4で発売されたリマスター版を合わせると全世界累計で1700万本以上を売上ています。
・2020年03月06日 15時35分 追記
エグゼクティブプロデューサーのクレイグ・メイジン氏は、ユーザーからの「どうか(ヒロインのエリーが)同性愛者であることを維持してください。どうぞよろしくお願いします。どうかこの表現を消さないでください」というツイートに対して、「約束します」と答えており、ヒロインのエリーが同性愛者であるという点を変更するつもりはないとしています。
You have my word.
— Craig Mazin (@clmazin) 2020年3月5日
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