「Ghost of Tsushima」がジョン・ウィックの監督により実写映画化

ソニーで映画制作・配給を担当するソニー・ピクチャーズと、PlayStationブランドのオリジナル映画・TV番組などを制作するPlayStation Productionsが、PlayStation独占タイトルとして大ヒットを記録した「Ghost of Tsushima」の実写映画化を進めていることが明らかになりました。

『Ghost of Tsushima』映画化決定のお知らせ – PlayStation.Blog
https://blog.ja.playstation.com/2021/03/26/20210326-got/

A Ghost of Tsushima movie is in the works – PlayStation.Blog
https://blog.playstation.com/2021/03/25/a-ghost-of-tsushima-movie-is-in-the-works/

‘Ghost of Tsushima’ Movie In The Works With ‘John Wick’ Director – Deadline
https://deadline.com/2021/03/sony-playstation-productions-ghost-of-tsushima-movie-john-wicks-chad-stahelski-directing-1234721342/

「Ghost of Tsushima」は鎌倉時代中期に起きた蒙古(モンゴル)による日本侵攻「元寇」を題材とした、オープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲームです。対馬の美しい大自然を堪能したり、日本刀による緊迫感のあるアクションを楽しんだりすることができるだけでなく、海外ゲームスタジオによる日本への尋常ならざる愛を感じられる作品となっています。Ghost of Tsushimaは記事作成時点で全世界累計販売本数が650万本を超えています。

尋常ならざる日本愛があふれるPS4のオープンワールド時代劇アクション「Ghost of Tsushima」は人間の反応速度の限界に挑んだ高速剣戟や美麗な大自然など見どころ満載 - GIGAZINE

ソニー・ピクチャーズとPlayStation Productionsが共同で制作する実写版「Ghost of Tsushima」は、ジョン・ウィックシリーズのチャド・スタエルスキが監督を担当します。

「Ghost of Tsushima」の開発元であるサッカーパンチ・プロダクションズでクリエイティブディレクターを務めるネイト・フォックス氏は、「彼の長年の経験に裏打ちされた作品へのビジョンを活かし、これまでにない最高のアクション作品を生み出してくれることでしょう。(主人公の)仁のレーザー級の刀裁きを実写化できる人がいるとすれば、それはチャド・スタエルスキ氏しかいないと思っています」とコメントしています。

エンターテイメント系メディア・Deadlineの報道によると、映画の制作を担当するのは87ElevenEntertainment。アレックス・ヤング、ジェイソン・スピッツ、アサド・クズルバシ、カーター・スワンといった面々がプロデューサーを務める模様。

PlayStation Productionsの責任者であるアサド・クズルバシは、「チャドと87ElevenEntertainmentと提携し、仁の物語を映画館で流すことができることをうれしく思います。我々はゲームに対して情熱を持っているチャドのようなクリエイティブパートナーと協力し、ファンや新しい視聴者を興奮させる豊かな作品を作り上げることが楽しみでなりません」とDeadlineにコメントを寄せています。

実写版「Ghost of Tsushima」はソニー・ピクチャーズとPlayStation Productionsが共同制作する2作目の映画となる模様。1作目は実写版「アンチャーテッド」であり、2022年2月11日に公開予定。なお、実写版「アンチャーテッド」で主演を務めるのは、MCUでスパイダーマンを演じるトム・ホランドです。

トム・ホランド、映画版『アンチャーテッド』の進捗を語る - YouTube