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過去作のポケモンもまとめて預けられる「Pokémon HOME(ポケモンHOME)」詳細まとめ、Nintendo Switchとスマホから無料もしくは年間1960円で利用可能


2019年11月15日(金)に全世界同時発売となったNintendo Switch向けの「ポケットモンスター ソード・シールド」は、発売初週に600万本を販売し、Nintendo Switchソフトとしては史上最速・最多となる記録を打ち立てました。そんなポケットモンスター ソード・シールドやポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイポケモンGOなどのポケットモンスターシリーズ作品と連携し、一括ですべてのポケモンを管理できるサービス「Pokémon HOME」が2020年2月に登場します。これまで明らかになっていなかった詳細がついに明らかになったので、Pokémon HOMEでは一体どんなことができるのかをまとめてみました。

トップページ | 『Pokémon HOME』公式サイト
https://www.pokemon.co.jp/ex/pokemonhome/

Pokémon HOMEは、「すべてのポケモンが集まる場所」をコンセプトとして、Nintendo Switchやスマートフォンから利用可能なクラウドサービスです。Pokémon HOMEが利用可能なのは、最新作のソード・シールドや、同じくNintendo Switch向けソフトのピカ・ブイだけでなく、ポケモンGOやポケモンバンクとも連携可能です。ポケモンバンクはニンテンドー3DSで利用可能なクラウドサービスで、同サービスを使えばポケットモンスター X・Y・オメガルビー・アルファサファイア・サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーンのポケモンをクラウドに転送することが可能。また、ポケモンバンクは別のクラウドサービス「ポケムーバー」からポケモンを転送することもできるため、ポケットモンスター ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2および、バーチャルコンソール用のポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタルバージョンからもポケモンを転送することができます。

つまり、過去のポケモン用クラウドサービスとPokémon HOMEを駆使すれば、ほとんどの過去作からポケモンを連れてくることが可能になるわけです。


Pokémon HOMEにはスマートフォン版とNintendo Switch版の2つが存在しており、それぞれで可能なことが異なります。なお、Pokémon HOMEはニンテンドーアカウントが1つあれば、スマートフォン版とNintendo Switch版の両方を利用可能となります。


「ポケモン ピカ・ブイ」「ポケモン ソード・シールド」との連携が可能なのは、Nintendo Switch版のPokémon HOMEのみ。

「ポケモンバンク」から「Pokémon HOME」へのポケモンのひっこしはNintendo Switch版・スマートフォン版の両方で利用可能。

スマートフォン版では「Pokémon HOME」でのポケモン交換が可能となっており、世界中の人とランダムにポケモン交換ができるだけでなく、ミラクルボックスに預けたポケモンならPokémon HOMEを閉じた状態でも自動的に交換が可能な「ミラクルボックス」。交換に出すポケモンと、欲しいポケモンを設定すると条件に合った相手とポケモンの交換ができる「GTS」。最大20人のグループで一同にポケモン交換をすることができる「グループ交換」。近くにいるPokémon HOMEでフレンドになっているユーザーとポケモン交換をすることができる「フレンド交換」という4つの機能が利用できます。


また、スマートフォン版では「ふしぎなおくりもの」の受け取りが可能。Pokémon HOME用のシリアルコードや2次元コードを、入力・読み込みすると、「ふしぎなおくりもの」を受け取ることができます。イベントや店舗でプレゼントされる「ポケモン ソード・シールド」を対象としたおくりものを、Pokémon HOMEで代わりに受け取ることも可能。Pokémon HOMEに表示されるシリアルコードを「ポケモン ソード・シールド」で入力すると、どうぐ等を受け取ることができるそうです。


さらに、スマートフォン版ではバトルデータの確認も可能。この機能では「ポケットモンスター ソード・シールド」の「ランクマッチ」やインターネット大会における、トレーナーやバトルに使用されているポケモンのランキングを確認できます。ランキングでは、ポケモンのわざ・とくせい・もちもの等に関する情報も確認することができるので、ポケモンの育成の参考にすることができそうです。

他にも、スマートフォン版ではお知らせの確認が可能で、Pokémon HOMEで受け取り可能なポケモンのプレゼントに関するお知らせや、「ポケモン ソード・シールド」のインターネット大会の情報などが確認できます。

そして、Nintendo Switch版のPokémon HOMEでは、ポケモンボックスに預けているポケモンの数に応じて貯まっていく「Pokémon HOMEポイント」を、BP(バトルポイント)と引き換え可能です。

Pokémon HOMEは無料でも使えますが、その場合は預けられるポケモンの数がたったの30体のみになります。有料のプレミアムプランに加入すると、12カ月(365日)で税込1960円が必要となりますが、預けられるポケモンの数は6000匹になります。有料プランと無料プランの差異は以下の通り。なお、プレミアムプランは1カ月(30日)なら税込370円、3カ月(90日)なら税込610円で利用できます。


また、プレミアムプランでのみ利用可能なジャッジ機能は、ポケモンの個体値を測定することが可能な機能です。


なお、Pokémon HOMEの配信決定を記念して、サービス開始から1カ月は「ポケモンバンク」と「ポケムーバー」が無料で利用できるキャンペーンが実施されるので、これを機に過去作で育て上げた大切なポケモンをPokémon HOMEに連れてくるのもアリです。

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in ネットサービス,   ゲーム, Posted by logu_ii

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