メモ

歌手が自らの仮想通貨を用いる独自の都市を建設


歌手で実業家でもあるエイコン氏が、自らの名前を冠した暗号資産(仮想通貨)「Akoin(エイコイン)」を用いてすべての取引が行われる“暗号都市”建設に向けて、母国・セネガルとの契約締結に至ったことが発表されました。

Just finalized the agreement for AKON CITY in Senegal. Looking forward to hosting you there in the future pic.twitter.com/dsoYpmjnpf

— AKON (@Akon)


Akon created his own city in Senegal called 'Akon City' | CNN Travel
https://edition.cnn.com/travel/article/akon-city-senegal-trnd/index.html

It actually happened — Akon just founded his own crypto city in Africa
https://thenextweb.com/hardfork/2020/01/14/cryptocurrency-crypto-akon-akoin-blockchain-africa-senegal-city/

「ビルボードホット100」で1位・2位独占を2度成し遂げた初のソロアーティストであり、着メロ販売数世界第1位アーティストでもある歌手のエイコン氏は、アメリカ生まれ、セネガル育ち。7歳のころに再びアメリカに戻りましたが、エイコン氏はセネガルを大事な「故郷」であると考え、さまざまな取り組みを行ってきました。


たとえば、2007年にエイコン氏は恵まれない子どもたちのための慈善団体「KONFIDENCE FOUNDATION」を設立。

また、セネガル時代に暮らしていたのが電気の通っていない村だったことから、2014年に「エイコン・ライティング・アフリカ」という基金を共同設立。電力インフラの未整備なアフリカ25カ国での太陽光発電プロジェクトを支援しています。

そして、1年以上前から進められてきたのが、今回の契約締結発表があった“暗号都市”「エイコンシティ」建設です。この都市は2017年にセネガル西部にできたブレーズ・ジャーニュ国際空港から車で5分ほどのところに作られる予定。敷地面積は2000エーカー(約8平方km)で、土地はマッキー・サル大統領からエイコン氏へ贈られたものです。


エイコンシティでは、すべての取引がエイコン氏の名前を冠した仮想通貨「エイコイン」で行われます。エイコン氏は、仮想通貨とブロックチェーン技術はアフリカの人々が政府から独立できる安全な通貨をもたらすものであると考えているとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「10億人が仮想通貨を使う世界を5年以内に作る」ことをCoinbaseのブライアン・アームストロングは狙っている - GIGAZINE

携帯電話の普及と少なすぎる銀行と不安定な情勢で「現金不要の社会」と化した国 - GIGAZINE

Bitcoinの代わりとして注目を集める追跡不能の仮想通貨「Zcash」とは? - GIGAZINE

Bitcoinの草創期メンバーが仮想通貨に抱いた「夢」とは? - GIGAZINE

仮想通貨Bitcoin Goldが「51%攻撃」で取引を乗っ取られ取引所が多額の損失を負う事件が発生 - GIGAZINE

ダイヤモンドではなく「モアッサン石」の方が宝石として優れているという理由 - GIGAZINE

in メモ, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.