劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」2020年夏公開、原作は芥川賞作家・田辺聖子の小説
1964年に「感傷旅行」で芥川賞を受賞した、多数の小説・エッセイなどで知られる作家・田辺聖子の短編小説を原作とした劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」が2020年夏に公開されます。また、劇場アニメ化に合わせるように、2020年1月6日(月)発売の「ダ・ヴィンチ」2月号から、劇場版のキャラクター原案を担当する絵本奈央によるコミカライズが連載されます。
アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』公式サイト
https://joseetora.jp/
「ジョゼと虎と魚たち」は、1984年に発表された短編小説。
2003年には犬童一心監督が妻夫木聡&池脇千鶴主演で実写映画化しています。
今回の劇場アニメは、監督が「ノラガミ」のタムラコータロー、脚本は映画「ストロボ・エッジ」やドラマ「未来日記-ANOTHER:WORLD-」の桑村さや香。アニメーション制作は「ノラガミ」や「僕のヒーローアカデミア」「交響詩篇エウレカセブン」「文豪ストレイドッグス」などで知られるボンズ。公開は2020年夏です。
なお、公開に先駆けて、キャラクター原案の絵本奈央の手によるコミカライズ版が「ダ・ヴィンチ」2月号から連載されることになっています。
絵本さんからのメッセージは以下の通り。
学生時代に小説を読み、とても感動したことを覚えていたので、今回のアニメーション映画化のお話をお聞きした時は胸が踊りました。タムラ監督の絵コンテも本当に、本当に素敵で、物語中の様々なシーンで何度もじんわりとこみ上げ鳥肌が立ちました。大切な人と観に来ていただきたい映画です。今回のコミカライズではそんな映画の素晴らしさを一足早く、少しでもお伝えできればと思います。
キャストは後日発表予定となっています。
◆「ジョゼと虎と魚たち」作品情報
原作:田辺聖子
監督:タムラコータロー
脚本:桑村さや香
キャラクター原案:絵本奈央
キャラクターデザイン・総作画監督:飯塚晴子
コンセプトデザイン:loundraw(FLAT STUDIO)
音楽:Evan Call
アニメーション制作:ボンズ
配給:松竹/KADOKAWA
製作:『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会
©2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project
・関連記事
「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」特報公開、映画シリーズ完結 - GIGAZINE
2020年冬開始の新作アニメ一覧 - GIGAZINE
2019年のアニメ雑誌の表紙はどんな作品に彩られたのか、ニュータイプ&アニメージュ&アニメディア年間表紙まとめ - GIGAZINE
・関連コンテンツ