海老天がのった鍋焼うどんが1分でできる「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」などアマノフーズ新商品2種を試食してきた
みそ汁、雑炊、カレーなど、お湯を注ぐだけで本格的な味わいが楽しめるフリーズドライ食品ブランド・アマノフーズが、関西では初出店となるアンテナショップ「アマノ フリーズドライステーション」を2019年11月16日(土)開業予定の「LINKS UMEDA」にオープンします。一足先にLINKS UMEDA店で限定販売予定の「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」「いつものおみそ汁 天然ふぐ」を試食してきました。
アマノ フリーズドライステーション アンテナショップ | アサヒグループ食品
https://www.asahi-gf.co.jp/special/antennashop/
2年の開発期間を経て商品化に成功!お湯を注いで60秒で海老天ぷら入り鍋焼うどんが完成!『フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん』2019年11月1日(金)新発売!|アサヒグループ食品
https://www.asahi-gf.co.jp/company/newsrelease/2019/1023/
目次:
◆限定商品を試食してきました
◆アマノ フリーズドライステーションに行ってきました
◆限定商品を試食してきました
LINKS UMEDAの住所は「大阪府大阪市北区大深町1-1」で、JR大阪駅から徒歩2分の場所にあります。
LINKS UMEDAは2019年11月16日(土)オープンの大型商業施設で、ヨドバシ梅田タワーに併設されています。
今回はオープン前の特別内覧。試食会はLINKS UMEDAの店舗ではなく、ヨドバシ梅田タワーの高層階にある「ホテル阪急レスパイア大阪」で行われるということなので、やってきました
ロビーを抜け……
試食会場に到着。
テーブルには資料などが用意されているほか……
「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」「いつものおみそ汁 天然ふぐ」がスタンバイされていました。
まずは「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」から。シンプルな青いパッケージに入っています。
さっそく開封。
中には作り方の説明が入っていました。今回はお湯を注いでそのまま食べますが、お湯を注いで電子レンジ500Wで30秒温めるとより一層おいしくなるそうです。
フリーズドライのうどんは、144mmのiPhone 11 Proを横に並べるとこのくらいの大きさ。冷凍うどんやアルミカップのうどんと同じぐらいのサイズです。
袋から出したうどんがこちら。麺と卵のようなものしか見えませんが……
底面には具材がぎっしり。お湯は底面が上になるようひっくり返してから注ぎます。
お湯を注ぎ、約60秒ほど軽くかき混ぜるだけで作ることができます。以下のムービーはお湯が注がれフリーズドライがうどんへと変化していく様子。
1分で鍋焼うどんができる「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」を作ってみた - YouTube
麺をほぐして完成。鰹だしの香りが漂い、食欲をそそります。
うどんはコシがあり、一本一本に存在感があります。うどんのつるっとした食感を残すため、麺の種類・ゆで方などに試行錯誤を重ねたそうで、秋田県南部の郷土料理である細い麺が特徴の稲庭うどんが使用されています。
以下のムービーから、箸で持っても麺がちぎれないうどんの質感を確認できます。かなりの細麺で、冷や麦を彷彿とさせます。
「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」の麺がフリーズドライと思えないほどしっかりしてました - YouTube
具材は、海老天ぷらのほか、牛肉・油揚げ・卵・しいたけ・ねぎ・かに風かまぼこの7種類が入っています。
海老はブラックタイガーを使用しており、ぎゅっと身がつまったような食感で食べ応えがあります。通常の海老天や海老フライなどよりも、海老の尻尾が柔らかくなっているのが印象的でした。スープを吸ってしっとりした衣は油臭さが無く、さっぱりしています。
しょうゆで甘辛く味付けられた牛肉は固くなく、口の中でほどけていくような食感。かむほどに肉のうま味がじゅわっと口の中に広がります。
野菜はトロトロになっているのかと思いきや、さっと湯がいたようなシャキシャキとした食感が残っており、お湯で戻したものとは思えません。肉や海老、野菜といった食材それぞれの食感が損なわれていないのには驚きです。
スープは、鰹だしをベースにしょうゆやみりんなどで味を調えた関西風。スープの色が薄い方が、うどんそのものの色を保てるという理由で関西風スープになったそうです。
開発を担当された島村雅人さんによると、同じ稲庭うどんでも製法や材料によって、フリーズドライの向き不向きがあったそうです。試行錯誤の結果、かなり高級な稲庭うどんに行き着いたとのこと。
フリーズドライ食品は、凍結させた食品を真空下で乾燥することによって作られているのですが、天ぷらやうどんのような油分・でんぷん質の多いものはフリーズドライに向かないそうです。アマノフーズが長年培ったフリーズドライ製法の技術と努力により、2年の開発期間を経て天ぷらとうどんのフリーズドライに成功しました。海老天ぷら入り鍋焼うどんは、アマノフーズの技術と工夫の結晶というわけ。
続いて飲んでみる「いつものおみそ汁 天然ふぐ」はアマノフーズ初めてご当地商品です。アマノフーズのSNSで大阪になじみ深い食材をアンケートした結果「ふぐ」が選ばれたとのこと。
国産の天然シロサバフグを使用しており、ちょっとぜいたくなみそ汁になっています。
お湯を注ぐ前は固形ブロックのような感じ。みそ汁などのフリーズドライは、まず普通にみそ汁を作り、一食ずつパックトレイに入れて8時間以上凍結させた後、特殊な乾燥機に入れて24時間以上かけて水分を抜くと出来上がるそうです。
以下のムービーのようにお湯を注ぐと、具材がふわっと広がりすぐにみそ汁が完成します。
フリーズドライ「いつものおみそ汁 天然ふぐ」が10秒でみそ汁に変化する様子 - YouTube
軽くかき混ぜたら完成。
大きなふぐの身が3切れほど入っていました。きゅっと締まった身は、かむほどにうまみがあふれて食べ応えがあります。フリーズドライで天然ふぐを扱うのは初の試みだったとのことで、高級ふぐの使用などさまざまな案が検討されたそうですが、最終的に無毒のシロサバフグに落ち着いたとのこと。
具材はふぐのほか、白菜、ねぎ、にんじん、水菜が入っています。白菜はシャキシャキとみずみずしく、にんじんは甘く柔らかい食感。
ほんのり甘いみそに、魚介のだしが溶け込んでおり、あっさりした味わいの中に深いうま味が感じられます。即席で作ったみそ汁とは思えない仕上がりでした。
◆アマノ フリーズドライステーションに行ってきました
上記2品を扱う「アマノ フリーズドライステーション」はLINKS UMEDAの地下1階に2019年11月16日(土)オープン予定。ということでオープン前のお店にも実際に行ってみました。
店頭には先ほど試食した「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」が陳列されていました。
アマノフーズの技術の粋が詰まったフリーズドライなので、ぜひ食べてほしいところ。価格は税込1350円で、LINKS UMEDA店での販売は200食限定なので注意が必要です。
「いつものおみそ汁 天然ふぐ」も期間限定商品となっています。
税込345円で、LINKS UMEDA店は11月16日(土)から、他の店舗では11月23日(土)から購入可能となります。
限定商品のほかにも、アマノ フリーズドライステーションには100種類以上のフリーズドライ食品が取りそろえられ、より取り見取りです。
みそ汁のほか……
「畑のカレー」シリーズなど、カレーのフリーズドライや……
「三ツ星キッチン 焼なすとトマトのクリームパスタ」のようなパスタのフリーズドライもありました。
みそ汁やパスタのような単品の料理だけでなく「フリーズドライの大根おろし」といった薬味まで売っていました。
オリジナルのマグカップも売っていました。
フリーズドライ食品は少量の食事が手軽に作れるうえ、調理の時短にもなるので、一人暮らしや共働きの世帯に重宝する食材。保存期間が長いことから非常用保存食としても活用でき、現代社会のニーズに合った加工食品ともいえます。フリーズドライ食品を豊富にそろえたアマノ フリーズドライステーションなら、楽しみながら保存食を蓄えられそうです。
「フリーズドライの匠 一人鍋 海老天ぷら入り鍋焼うどん」は、電話受付限定の通信販売は11月1日(金)から、LINKS UMEDA店では11月16日(土)から、数量限定の税込1350円で購入可能です。「いつものおみそ汁 天然ふぐ」は、LINKS UMEDA店は11月16日(土)から、アマノフーズ公式オンラインショップおよびその他のアマノ フリーズドライステーション店舗では11月23日(土)から数量限定で購入可能となっています。
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