ゲームボーイ向けソフト2780本をプレイできるゲームボーイのクローン「Analogue Pocket」が2020年に登場
ファミリーコンピュータ(ファミコン)のコントローラーを無線接続にしてくれる「Retro Receiver for NES」などで知られるゲーム機メーカーAnalogueが、ゲームボーイの互換機「Analogue Pocket」を発表しました。Analogue Pocketは2020年発売予定で、ゲームボーイ・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンスでリリースされた2780本以上のゲームソフトをプレイすることが可能だとのことです。
Analogue - Pocket
https://www.analogue.co/pocket/
Analogue Pocket: a gorgeous handheld for playing your old Game Boy games - The Verge
https://www.theverge.com/circuitbreaker/2019/10/16/20906665/analogue-pocket-game-boy-handheld-release-date-price
Analogue Pocketの見た目はこんな感じ。4つのボタンとゲームボーイらしい十字キーがあります。
ゲームボーイと同様に、背面にカセットを挿入することでゲームをプレイ可能。
カラーバリエーションは白と黒の2種類。
液晶ディスプレイのサイズは3.5インチで、解像度は初代ゲームボーイの10倍の1600×1440です。
電源は乾電池ではなくUSB Type-C接続で充電可能なリチウムイオンバッテリー。ステレオスピーカーや3.5mmイヤホンジャックも装備しています。
側面にはmicroSDソケットがあります。
HDMI出力やBluetoothでのコントローラー接続が可能な「Analogue Dock」の開発も予定されているほか、記事作成時点では詳細は不明ながら別売りのカートリッジアダプターを使用するとゲームギアやネオジオポケットカラー、Atari Lynxのソフトもプレイ可能になるとのこと。
AnalogueのCEOであるクリストファー・テーバー氏はIT系ニュースサイトのThe Vergeの取材に対し、「Analogue Pocketは最初期の携帯ゲーム機へのリスペクトであると同時に、あらゆる携帯ゲーム機へのオマージュでもあります。最終的には、すべての携帯ゲームをサポートすることが我々の目標です」と語り、今後のさらなる機能の拡充に意欲をのぞかせました。
Analogue Pocketは2020年に発売予定で、価格は199.99ドル(約2万1000円)です。記事作成時点では日本での発売については不明となっています。
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