手のひらサイズのスーファミ「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発表、日本では10月5日発売
任天堂が2016年に発売した手のひらサイズのファミリーコンピュータ「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」のスーパーファミコン版となるゲーム機「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を発表しました。海外では2017年9月29日発売で、販売価格は80ドル(約9000円)となっていますが、日本での発売予定日は2017年10月5日(木)で、価格は税別7980円です。
スーパーファミコンの21タイトルを収録した「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」
https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2017/170627.html
ファミコンに続いて、スーパーファミコンが小さくなって再登場! | トピックス | Nintendo
https://topics.nintendo.co.jp/c/article/74fe7608-5638-11e7-8cda-063b7ac45a6d.html
Plug-and-play SNES Classic coming Sept. 29 for $80 with two controllers [Updated] | Ars Technica
https://arstechnica.com/gaming/2017/06/plug-and-play-snes-classic-coming-sept-29-for-80-with-two-controllers/
The mini SNES Classic launches in September for $80 - The Verge
https://www.theverge.com/2017/6/26/15874154/nintendo-snes-classic-edition-release-date-price-announced
Nintendo is releasing the Super NES Classic Edition on September 29th | TechCrunch
https://techcrunch.com/2017/06/26/nintendo-is-releasing-the-super-nes-classic-edition-on-september-29th/
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(海外版の名称はNES Classic Edition)に続き、任天堂が2台の有線コントローラー付きの手のひらサイズのスーパーファミコン「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を9月29日にリリースすることを発表しました。
パッケージはこんな感じ。
本体は手のひらサイズ
コントローラーのサイズはオリジナルのものと同じ
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンの北米版はカクカクしたデザインの「SNES Classic Edition」
ヨーロッパ版は日本で発売されるものと同じ見た目の「Nintendo Classic mini SNES」になります。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンのリリースについては少し前からウワサされており、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの生産停止はその布石ではないかと考えられていたのですが、その推測が現実のものとなった形になります。
任天堂が「スーパーファミコンミニ」を今年中に発表か - GIGAZINE
海外版のニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータは、本体が60ドルでそれにはコントローラーがひとつしか付属しておらず、コントローラーをもうひとつ欲しい場合は10ドルで別個購入する必要がありました。しかし、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンは本体に2つの有線コントローラーがついているので追加でコントローラーを調達する必要はありません。さらに、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンではオリジナルのスーパーファミコンと同じサイズのレプリカコントローラーが付属しており、コードの長さは約5フィート(約1.5メートル)あるので、コードが約80cmしかなかったニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータのコントローラーよりも取り扱いがかなり楽になりそうです。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンに収録されているゲームタイトルは全部で21種類なので、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの30種類よりも9タイトル少なくなっています。また、WiiとWii U向けに設計されたClassic ControllerとClassic Controller Proは、海外版ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータで使用できたようにニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンでも引き続き使用可能とのこと。
収録タイトル21種類のうち任天堂のゲームタイトルは13種類で、カプコンから3種類、コナミから2種類、スクエア・エニックスから2種類、ヒューマンから1種類が用意されています。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンの収録タイトルは以下の通りで、海外版の収録タイトルとは少し異なります。
・スーパーマリオワールド
・F-ZERO
・がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
・超魔界村
・ゼルダの伝説 神々のトライフォース
・スーパーフォーメーションサッカー
・魂斗羅スピリッツ
・スーパーマリオカート
・スターフォックス
・聖剣伝説2
・ロックマンX
・ファイアーエムブレム 紋章の謎
・スーパーメトロイド
・ファイナルファンタジーVI
・スーパーストリートファイターII
・スーパードンキーコング
・スーパーマリオ ヨッシーアイランド
・パネルでポン
・スーパーマリオRPG
・星のカービィ スーパーデラックス
・スターフォックス2
なお、収録タイトルのひとつである「スターフォックス 2」は、22年前の1995年に約95%完成していたにもかかわらずお蔵入りとなって世に出ることはなかったというゲーム。これについては「スターフォックス」の最初のステージをクリアすればプレイ可能になるそうです。
※幻のタイトル『スターフォックス2』を収録
・『スターフォックス』の続編として開発された幻のタイトル『スターフォックス2』が収録されています(『スターフォックス2』は、『スターフォックス』の最初のステージをクリアすれば、プレイ可能になります)。
・同タイトルは世界初リリースとなります。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータといえば、発売から速攻で売り切れが続出し、購入できないまま生産終了がアナウンスされたという人も多いはず。しかし、海外のゲーム関連ニュースメディアであるPolygonが任天堂に問い合わせたところ、「特定の数字は出せませんが、NES Classic Edition(海外版のニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ)よりも大量のSNES Classic Editionを生産します」というコメントが返ってきたとのことで、より多くのファンの元に届くことを期待できそうです。また、任天堂は「発売日となる9月29日から2017年末までSNES Classic Editionの生産を計画している」ともコメントしたそうで、必ずしもその時点で生産が終了するとは限らないものの、2017年以降の出荷については何も発表していないので、気になる人は早めにゲットしておいた方が良さそうです。
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