Twitchが手軽に配信が可能になる独自ソフト「Twitch Studio」のベータテストを開始
大手配信プラットフォームTwitchが自社製配信用ソフトウェア「Twitch Studio」のベータテストを新たに開始しました。
もっと簡単にライブを始められるようになりました - Twitch Japan
https://jp.blog.twitch.tv/twitch-studio-closed-beta-4f7ac53b56f4
Twitch has released its own broadcasting software - The Verge
https://www.theverge.com/2019/8/8/20791437/twitch-studio-broadcasting-software-live-streaming
Twitchはゲーム配信プラットフォームとして世界最大級のサービスですが、配信を行うためにはOpen Broadcaster Software(OBS)などの配信用ソフトウェアを使用する必要がありました。Twitchのプロダクトマネジメント部門ディレクターであるチェン・チェン氏によると、これらのサードパーティー製配信用ソフトウェアは導入や設定などの敷居が高く、大勢の人が配信を始める前のソフトウェア設定でつまずいていたとのこと。
Twitchが新たに発表した「Twitch Studio」は、配信開始までの煩雑な設定をなくし、できる限り簡単に配信できることを目標にしたソフトウェア。マイクやウェブカメラなどの最適な設定をサクッと見つけられるように、セットアップにはわかりやすいチュートリアルが付いています。
チェン氏によると、国や地域、ハードウェアによって配信までに必要な設定が異なるため、開発班が各国に赴いて、それぞれのハードウェアを取り付けたときのTwitch Studioの設定を見直して、配信開始までに必要な設定を「最適化」したそうです。
Twitch Studioのベータ版はこんな感じ。左側の列にはプレイ中のゲームやレイアウト設定などが表示され、中央部分では自分の配信をチェックすることが可能。右側の列はアクティビティフィードで、視聴者からのチャットや、システムアラートなどをチェックできます。
Twitch Studioでは、配信画面を自分好みのデザインにカスタムすることも可能。
Twitch Studioはまだ一部の配信者が機能制限されたベータ版を使ってテストしている状態ですが、ベータテストに参加申請することも可能です。
Sign up for Twitch Studio - Twitch
https://www.twitch.tv/broadcast/studio
Twitch Studioのページにアクセスして、「今すぐ申請」をクリック。
「登録に成功しました」と表示され、ベータテストへの申請が完了。
Twitchによると、「すぐに招待を受け取れなくても、後にご招待をお送りする場合があるので、メールのチェックをお願いいたします」とのことです。
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