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Googleが無料で3Dゲームを簡単に作れるゲーム「Game Builder」を発表


Googleの社内スタートアップ部門Area 120が、プログラミングの知識がなくても3Dゲームを開発できるゲーム「Game Builder」を正式発表しました。Game BuilderはWindowsとMacで無料プレイ可能なゲームで、実は以前からSteamで公開されていましたが、大幅なアップデートによりできることが爆発的に増加しました。

Steam:Game Builder
https://store.steampowered.com/app/929860/Game_Builder/

Create 3D games with friends, no experience required
https://www.blog.google/technology/area-120/create-3d-games-friends-no-experience-required/

Game Builderは3Dのオブジェクトを積み上げてステージを構築可能。マインクラフトのような見た目をしていますが、扱えるオブジェクトは立方体のブロックに限らず、さまざまな形です。


Google Polyから多種多様な3Dモデルを検索して、1クリックで配置することもできます。


Game BuilderはオンラインCoopに対応しているので、友達と一緒にステージを構築したり、作ったステージを友達に遊んでもらうこともできます。


自分で決められるのはステージの形状だけではありません。プログラミングの知識がなくても、ステージ内の「ギミック」などを自分で改造することができます。タルに「もし『衝突した』ならば『爆発する』」というギミックを付与すると……


こんな感じで、キャラクターがぶつかると爆発が生じるように。


ゲーム内のほとんど全ての要素にJavaScriptを使って動作やギミックを設定することもできます。JavaScriptはゲーム内にリアルタイムに反映されるので、自分の書いたコードの結果を即座に知ることが可能。Game Builderを通してJavaScriptを学ぶこともできそうです。


なお、Googleが「Game Builder」を発表したのはアメリカ時間の2019年6月13日ですが、Steamでは2018年11月2日にリリースされており、正式発表までに190件の評価がついていて「非常に好評」となっていました。

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in ゲーム, Posted by darkhorse_log

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