レゴを使って全自動で飛行機を折って飛ばせる装置を作った猛者が登場、実際に動作するムービーが公開中
ブロックをくっつけてさまざまなものを作ることができる玩具LEGO(レゴ)ですが、モーターやギア(歯車)といったパーツをそろえた「レゴ・テクニック」や「マインドストーム」といったセットを使えば、電力で動作し、複雑な仕掛けを持つ本格的な機械を作ることも可能です。そんなレゴを使って、紙から全自動で紙飛行機を折って飛ばすことができる「紙飛行機自動折り機」を作ったビルダーが登場しました。実際に紙飛行機を折って飛ばす様子もYouTubeで公開されています。
【新作レゴ作品】
— KEN @JBF2019 (@kenken_lego) 2019年6月2日
紙飛行機自動折り機ver2
2機目になります。前回に比べ高速化と連続折りができるようになりました。JBFや学祭などに展示予定です。#JBF2019#阪大レゴ部 pic.twitter.com/ooIKZ9prXv
レゴで作った「紙飛行機自動折り機」が実際に紙飛行機を折る様子は以下のムービーから見ることができます。
LEGO paper airplane folding machine ver2 - YouTube
これが「紙飛行機自動折り機」の全容です。
「紙飛行機自動折り機」で紙飛行機を折るには、まず紙を取り出して……
給紙トレイにセット。
機械の電源が入ると、タイヤがついたホイールが回転して紙を機械の内部に送ります。
紙はまず上半分がトレイの下部のスペースに送られてから……
中ほどの部分から再び機械の内部に送られます。
こうすることで、2つ折りになるわけです。
2つ折りになった辺の両端は、さらに黄色いバーに当たって……
めくり上がります。
そしてホイールに押しつぶされるようにして折りたたまれました。
その結果、矢尻のような形状になり、紙飛行機の機首ができあがるというわけです。
次に、紙に対して垂直に設置されたホイールによって中心部が折られて……
飛行機の胴体部分となりました。
完成した飛行機は右下で高速に回転するホイールに送られて……
シュバッと発進。
射出された紙飛行機は勢いよく飛んでいきました。
今回公開された「紙飛行機自動折り機ver2」を作ったのは、阪大レゴ部のKENさん。「紙飛行機自動折り機ver2」は文字通り2018年にKENさんが作った「紙飛行機自動折り機」の2代目で、約1年の歳月を経て大幅な高速化と、次から次へと連続して紙飛行機を作る機能の実装を果たしました。
初代「紙飛行機自動折り機」が動作する様子は以下のムービーから見ることができます。
LEGO paper airplane folding machine - YouTube
「紙飛行機自動折り機ver2」は2019年6月8日~9日にかけて兵庫県神戸市で開催されるレゴの展示イベント「Japan Brickfest 2019」に出展される予定だとのことです。
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in ハードウェア, 動画, Posted by log1l_ks
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