インタビュー

「LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘」小池健監督インタビュー、不二子の魅力「知性・美貌・フィジカルの高さ」を引き出した作品作り


「ルパン三世」シリーズとはちょっとひと味違うルパンの姿が見られるのが「LUPIN THE ⅢRD」シリーズ。最新作の「LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘」が2019年5月31日(金)公開に劇場公開となります。このシリーズを生み出したのは「REDLINE」を手がけた小池健監督。いかにこの恋作品を作り上げたのか、小池監督にインタビューを敢行しました。

『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』公式サイト
http://fujiko-mine.com/

GIGAZINE(以下、G):
小池監督が描かれる絵コンテや設定資料は描き込みがすごいという話を浄園プロデューサーからうかがって、実際に資料を拝見すると、ほぼ画面上には出てこないような靴の裏まで細かく作り込まれていました。ものすごく描き込むのには監督なりの理由があるのでしょうか。

小池健監督(以下、小池):
「ものすごく」はないですよ(笑)、靴の裏とかも「見切れるのが前提」として描いておかなければいけないなということです。いろんな方が原画で参加するのに「なんとなく」にしておくと、人によって変わってしまいます。そうすると、作監である僕が統一する作業をしなければいけない……と、自分に戻ってくるんです。それを設計図として描いておけば「靴の裏、設定ありますよ?」とお願いしやすい。そういうメリットがあるんです。

絵コンテに関しても、演技上のポイント、欲しい演技をなるべくコンテ上に落とし込むようにしています。アクションの段取りも「この流れ」という最低限のところを押さえておかないと、あとで位置関係がずれたり、帳尻が合わなかったりする場合があるので、その部分を押さえておこうということで、最低限描いている部分です。


G:
小池監督としては、最低限のラインとしてこのあたりだよ、ということで描いておられたんですね。自動車や銃なども、パーツまでびっちりと描き込まれていた印象ですが「最低限、これぐらい」というところであると。

小池:
そうですね、あれは「たたき台」です。

G:
あれがたたき台!凄まじいですね……

小池:
いえいえ。みなさん、絵描きとして僕よりも得手の方がいっぱいいらっしゃるので、「じゃあこれ以上を描きますよ」と返ってくる、という感じです。

G:
浄園プロデューサーによると、小池さんは「こういった作品をやってきた」という前評判よりも実力至上主義的なところがあるというお話でした。実際に自分の目で確認してみないと、というところでしょうか。

小池:
名前がある方は、技術的にどのように組み立てられるかということが分かるのですが、初見の方だと分からなかったりするので、「試す」というわけではないですけれど、まずは短いシーンで、本人が作品を楽しいと思ってやれているかを確認したいというのがあります。絵柄も含めて、「ノってやれているか」というのは、上がってくるものを見ればわかるので。

G:
それは、どういった部分に現れるのですか?

小池:
原画の枚数や芝居の付け方ですね。コンテをどう読み込んでいるかで演技の間の付け方も変わってきますし、このカットでは作画で動かすのかなというところも気を遣っているかどうか、1回やるとわかるというのはあります。……なんだかヤな感じがするかもしれませんね(笑)

G:
小池監督は「REDLINE」が縁で結婚していて、お子さんが生まれた後は「娘をお風呂に入れたいから18時には帰ります」という姿勢になり、浄園プロデューサーは「あの超ハイパークリエイター・小池健が!?」と驚いたそうですが、それまでとガラッと変わったという感じですか?

小池:
(笑) 僕はもともと朝型で、若いころは仕事に打ち込む時間が長かったので、その印象があるからかもしれないですね。

G:
音楽を担当したジェイムス下地さんが、「LUPIN THE ⅢRD」のタイトル曲「トロイメライ」について、由来が、監督が作画中にイメージしていた曲がシューマンのトロイメライだったからということを明かしています。なぜシューマンのトロイメライだったのですか?

小池:
作品の導入部はフラットな状態で溶け込んで欲しいというのがあって、映像面も今までになく抑えた、きれいでスローなイメージで作って欲しいと依頼したんです。音楽もそれに合わせて、じわーっと作品に入り込めるような、あまりノイズや引っかかりのない美しいクラシック、トロイメライのようなイメージでとお願いした、という流れですね。

G:
上がってきた音楽は一発OKのイメージ通りのモノでしたか?

小池:
作品感を踏襲しつつ、70年代のノスタルジックな雰囲気も入っていて、いい音楽になったと思います。

G:
音楽という点では、作品の雰囲気と動きと音楽、すべてが合っているなということを「REDLINE」の時にも感じたのですが、これは監督がきっちりと狙った結果ですか?それとも偶然の部分もあるのですか?

小池:
狙っているといえば狙っていますが、偶然といえば偶然でもあります(笑) ジェイムスさんはとても想像力豊かで、映像の完成形をギリギリまで待って、それまでは作らないという方なんです。実際のシーンを見てタイミングとかも見計らって尺長を決めて、その雰囲気を音楽に落とし込んでいるので、映像と音楽にズレが少ないんだろうと思います。僕は信頼してお任せしていますが、制作としてはドキドキでしょうね(笑)

G:
ギリギリまで待つから(笑)

小池:
「スケジュールが予定と違いますが」となりますが、でも「待った甲斐がありました!」というものが上がってくるんです。

G:
前2作に漏れず、この「峰不二子の嘘」でもカーチェイスを含めてアクションシーンが怒濤のごとく詰め込まれています。最初からアクションはどんどん入れていこうという方針でしたか?

小池:
不二子の魅力として「知性」「美貌」「フィジカルの高さ」は外せないと考えました。見せ場ではフィジカルをいかに強調して魅せるかと考えて、カメラワークも長回しにして、アクションのごまかしが効かないようなものにしました。作画泣かせだったと思いますが、作画の方が応えてくれてコンテ以上のものを上げてくださったので、不二子のフィジカルの高さは想像した以上に表現できたと思います。


G:
「LUPIN THE ⅢRD」シリーズでは不二子の髪型が毎回変わっていて、今回は特に長くなっています。長い髪は大変なのではと思うのですが、長くした理由は何かありますか?

小池:
好み、でしょうか(笑) 好みのことは置いておいても「家庭教師兼メイド」という役柄ということで、真面目な雰囲気を出すということで、メガネをかけて髪をアップにしてキャリアウーマン風にしたいという狙いから、あの髪型にしています。

G:
その髪の毛が、バトルでは結んでいたものがほどけて、と。

小池:
「戦う決意をした」というようにバンダナを使いたいというのがありました。クリエイティブ・アドバイザーの石井克人さんとの間で「お蝶夫人のリボンがほどけるみたいな」という話が出てきて、あの雰囲気はカッコいいよねと。「渋いけれど、どう落とし込むんだ」と思いましたが(笑)、うまくやれたんじゃないかと思います。東京ムービーさんつながりでもあり、いいかな?

G:
本作では特に激しいカーチェイスが出てきます。カーチェイス自体は他のアニメでも見られますが、小池監督の作品では特に迫力があるように思えます。なにか演出の技があるのですか?


小池:
担当された原画マンさんのこだわりもあると思います。70年代のスーパーカーのサスペンションのゆがみ方みたいなところも、車種によって描き分けているというこだわりがあるんです。

G:
ゆがみ方!?

小池:
コーナリングのときの傾き方や戻り方で軟らかさを表現するといいますか。スポーツカータイプなので、固めに傾いてきっちり戻るという、そういうところの描写をきっちりやっているというのがあるのかなと。そこに車内のカットを入れて、Gで振り回されるキャラクターも描いているので、臨場感のあるシーンになったのではないかなと思います。


G:
見ていて「すごい!……なにがここまですごいと感じさせているのだろうか」と思いました。バイクで走っていても「ちゃんと走っている」ように見えますし。

小池:
二輪車は重心のかけ方でスピード感を表現できます。砂漠であれば、土煙の出方でスピード感と止まったときの雰囲気も表現できるので、それを映像に落とし込めているということで、臨場感が出ているのではないでしょうか。

G:
そういったシーンは、上がってきたものを確認して即OKなのでしょうか?それとも、監督が手を入れたりしているのですか?

小池:
「バッチリだ!」という感じです。TVシリーズのPART 4やPART 5で作画監督をした方にお願いしているのですが、当時のメカに詳しいし、アクションシーンも好きだというから、「この人しか描けないだろう」と、コンテの時点で当て書きですよね。「この人がいるなら、このシーンを作れる」と。

G:
キャラクターデザインについて、「次元大介の墓標」公開時にぴあ映画生活のインタビューの中で、鉛筆でぐりぐり描いていたモンキー・パンチさん初期の劇画タッチの雰囲気を出せたらという話が出ていました。映画3作品の敵はヤエル奥崎、ホーク、ビンカムとみんな「それっぽい」デザインであると感じましたが、どういったところを意識してデザインを完成させていったのですか?


小池:
モンキー先生の絵から取ってきているというわけではないですが、絵柄よりもキャラクター性、特殊な感じをどう出すかというところに重点を置きました。ヤエル奥崎であれば計画的な狙撃手、ホークであればパワー系という部分ですね。本作の敵であるビンカムは、無垢な青年だけれど「シャーマン」のようであり、呪いとかも使うような不思議な雰囲気を出すにはどうするかを考え、石井さんからいただいたイメージラフも参考にして作っていきました。

G:
敵キャラたちは、ルパン一味たちと並んでも違和感なく溶け込んでいます。

小池:
僕はファーストルパンでも初期のパイカルやプーンのような魅力的な敵が好きでああいった構図、つまり「ルパン一味対殺し屋」がいいなというのがありました。そのスタイルを作品に落とし込むにあたっては、ルパンたちが戦って敵いそうにないと思えるキャラクターでなければドラマにならないし、魅力的ではない。そこを、戦い方のアイデアで表現したり、癖をつけてキャラクター付けをしたりしました。その結果、ルパンたちの世界にいてもなじむ存在になったのだと思います。


G:
戦い方を前提として、特徴付けてデザインしていった?

小池:
どういうキャラクターにしたら前作と差別化できるかということと、今回のキャラクターの癖をどうつけるかというところから入っていった感じですね。

G:
小池監督は「峰不二子という女」のキャラクターデザインから関わっておられますが、その最初に描いたキャラクターはもっと「REDLINE」のような姿に寄っていたとうかがいました。

小池:
「LUPIN the Third 峰不二子という女」では、山本沙代監督から「自分が好きなキャラクターの雰囲気を作っていきたい」という話があって、最初は「小池さんが思うモンキー先生の雰囲気で自由にどうぞ」ということだったんです、自由にということもあって、当初は手癖や前作である「REDLINE」の影響もあって、パースをつけたようなキャラクターデザインだったんです。それを見てもらったら「少女漫画っぽい感じがいい」という要望だったので、等身高め、手足長め、というバランスで作っていきました。「峰不二子という女」では、キャラクターの上に鉛筆のタッチが撮影処理で入っていて独特な見た目でした。「LUPIN THE ⅢRD」シリーズでは、ちょっと異なる雰囲気で描きつつ、イメージは踏襲しています。

「REDLINE」のころは、キャラクターの画角の収まり方自体を「広角レンズで撮ったような感じにしたい」という意図があって、キャラクター表の段階でイメージを掴んでもらうために、若干パースを強調した設定を作りました。それに加えて、影自体をコントラストを強めてアメコミ調に落とし込む手法を使っていました。でも、ルパンでは「万人が見てルパンだと分かって欲しい」ということで、コントラストの強い黒い影は押さえてポイントだけにつける手法に変えて、自分の中で差別化して、手癖を抑えめにしました。

G:
小池監督の「手癖」というのはパースをつけたような感じ?

小池:
どうしてもアオリとか「自分が描きやすい角度」というのがあるので、それをなるべく封印して、スタンダードにキャラクターが見えるように設計しました。

G:
「峰不二子の嘘」で最初に発表されたビジュアルは、不二子に対して、これまでと比べて特に女性的な印象を受けます。

小池:
最初に行った宣伝会議でビジュアルを動的なイメージにするか、静的なイメージにするか話し合って、静的なイメージという方向にまとまったので、何点かアングルを変えたものを提出し、選ばれたのがこのポーズでした。はじめは伏し目がちで、視線をカメラから外していて、衣装も本編のものだったりしましたが、宣伝チームから「エレガントな雰囲気が欲しい」という意見が出て、衣装は柔らかい女性的な雰囲気のドレスになりました。長いドレスなので、後ろの方は花のイメージでまとめています。


G:
このビジュアルは一発で上がったわけではなく、意見を取り入れて微修正の末に完成したものなんですね。浄園プロデューサーが語っておられた「初志貫徹の人」という言葉や、他に受けられたインタビューなどを読んで、自分の中に確固たるイメージがあって突き進む方なのかと勝手に思っていました。

小池:
意外とこういう面もあるんですよ(笑) 僕としても、何度か意見を交換して作ったことで自分のイメージにはなかったものができあがったので、すごく気に入っています。

G:
そういった、意見をもらったときはすぐに修正イメージが沸くものですか?どうしようかと悩むものですか?

小池:
今回の場合は「女性に見て欲しい、そのためのビジュアルにするにはどうするか」という明確な方向性が定まっていたので悩みはしませんでした。自分の中で消化したものを生かして今までになかったところを新しく描くという作業は楽しんでやれて、いろいろ描かせてもらった中から選んでもらいました。

G:
絵コンテは分担ではなく、小池さんがすべて描いておられるんですよね。

小池:
そうです。頭からラフでいったん描き、一周すると冒頭部分から「これはちょっと違うな」というところが出てくるので手を入れていって完成させます。世界観の統一ができてから清書していきます。

G:
世界観の統一というと、どういった作業ですか?

小池:
本作の舞台である「カリサニア東部」は、ざっくりとカリフォルニア東部の乾燥地帯とイメージしてるのですが、確定したここという場所があるわけではないので、はじめはイメージがぶれているところもあります。コンテが一周するとそのイメージが固まっているので、ぶれていた部分を詰めていくという形ですね。あと描き直したところだと、レストランのシーンが2回出てきますが、シチュエーションが似ているので1回目は店が休みだったという設定にして、営業している後半と差別化を図りました。

G:
ブレをなくしつつ、メリハリをつけていくという感じですか。

小池:
そうですね。通して俯瞰で見てみて、ちょっとした違和感がある部分や、自分が生理的に気持ち悪いと感じた部分を修正します。

G:
「生理的に気持ち悪い」というのも出てくるんですね。

小池:
ビンカムの表現でちょっと悩んだところもありました。カーラという女性キャラクターがビンカムの手錠を外して車から降ろす、というシーンが序盤に出てきますが、当初「カーラが木の実をちらつかせてビンカムを起こす」「ビンカムが爪でカーラを傷つける」という描写を入れていました。でも、ビンカムのキャラクターを作り上げていく中で、もっと調教されているイメージ、「圧倒的な力で押さえつけられている」という感じにするには、「飼い主」に攻撃するような描写はない方がいいなと考えて削りました。


G:
なるほど、確かにその描写がないことで、ビンカムが素直に従っている印象があります。詰め将棋のように、理路整然と1つずつ詰めてブレをなくしていくんですね。

小池:
はじめはどうしてもキャラクターを自分の中で消化したくて、クセを説明的に描いちゃうんです。でも、それは話の流れには関係なくて、自分が分かっていればいいんだし、同じようなシーンがどうしても出てくるので、シーンごとに「今回はここまで見せる」と分配していくと、不要な部分が自ずと見えてきます。そうやって削ってコンテを仕上げていきます。時には、足りないかなという部分を足すこともあります。

G:
絵コンテ上でそのように修正を繰り返して完成させたら、あとはその通りに作ればOKと。コンテ完成後も修正する部分はいろいろと出てくるものですか?

小池:
シチュエーションが変わってセリフが変わるという部分も出てきます。そういうときは脚本の高橋さんに、シチュエーションにあったセリフになっているか、キャラがぶれていないか、改めて監修してもらっています。基本的にシナリオを読んで頭に浮かんだものを絵コンテにしていますが、ときには幅がある捉え方ができる部分もあるので、そういった部分は「僕としてはこう作ってみました」と高橋さんに提示したり。

G:
そういったところでは、高橋さんからはどういう反応があるのですか?

小池:
シーンを直すというよりは、シーンに合わせてセリフの内容を調整していただく感じです。ストーリー自体を変えるわけじゃないので、「ニュアンスの調整」ですね。具体例だと……ラストシーンでも調整したところがあります。

G:
なんと!でも「ラスト、こうだったけれど」と結末を書いてしまうわけにはいかないので(笑)、別のシーンの事例があればありがたいです。

小池:
そうですね(笑) 他のシーンだと、カーチェイスで不二子が逃げ切ったあとに、ビンカムが「峰不二子……」とつぶやくシーン。当初、ビンカムはセリフなしで見つめるだけだったんです。それが、この一言を足すだけでビンカムが不二子に興味を持ったなというのがわかるようになりました。

G:
チェックするときの視点は作り手としての自分なのか、それとも観客がどう感じるかという位置に立つのか、組み合わせるのか、どうでしょうか。

小池:
「なるべく客観視したい」というのはまず前提としてあります。とはいえ自分という存在もあるので、自然と自分好みの流れになってしまうので、シナリオチームの方にも見てもらって意見をもらいつつ、修正点を洗い出して、その修正点を拾ったものを高橋さんにリライトしてもらっています。

G:
先ほどの「初志貫徹」イメージの件もそうなのですが、かなり直感的に作っているのかと思っていました。理屈に則って積み上げるスタイルなんですね。スタイルは変化してきているのでしょうか?

小池:
そう……かもしれません(笑) 「LUPIN THE ⅢRD」シリーズは、制作チーム自体が作品に対して思い入れがあったりして、いいアドバイスをくれるので、自分でも意見を取り入れることでブラッシュアップできているという実感があります。

G:
カーチェイスの件でもそうですが、さすが「REDLINE」の小池監督だと感じる部分のある作品でした。お話を伺っていると、「REDLINEっぽさ」というのを狙ったわけではないんですよね。

小池:
まったく狙っていなくて、むしろ打ち消そうとしている方です。でも、消そうとしてもにじみ出るものというのがあるのかもしれないですね。ルパンというタイトルですから、主導的に作っていたものとは違うやり方で、できるだけニュートラルに作ろうと考えました。

G:
主導的に作っていたものとの取り組み方の違いは「ルパン三世」だからこそですか?

小池:
「意見を聞くのが面白い」というのがありますね。いろんな人の意見によって新しい発見が生まれるんです。原画についても、今回自分自身ではほぼ関わらずに他の人に描いてもらい、その微調整をするぐらいの立場ですが、自分だったらできないシーンの作り方ができています。動きも、ほぼほぼ原画マンの提示した動きを使っていて、「上がったものにどう音をつけるか」「『映像の見え方』の落とし込みでいかに表現できるか」に注力しました。

G:
はたから見ると全編見所ともいえる作品ですが、監督として、特にこの点はよくできたぞと感じる部分はどこですか?

小池:
「峰不二子の嘘」ということで不二子に注目が集まると思いますが、不二子に翻弄されるジーンという子どもの心情変化を丁寧に拾うのは今までやっていなかったことでした。苦労した点でもあり、自分の中でうまく昇華できたポイントだと思います。


G:
なるほど。本日は長時間、ありがとうございました。

「LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘」は2019年5月31日(金)から新宿バルト9ほかで劇場公開スタートです。

『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』本PV 5月31日(金)より新宿バルト9ほか限定劇場公開│"LUPIN THE IIIRD: Fujiko's Lie" - YouTube


なお、シリーズ最新作「峰不二子の嘘」は2019年8月23日よりAmazonで販売開始で、限定版DVDは税込5412円となっています。

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