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「夜や週末に働かない」ルールを守るCEOはどのように1日を過ごしているのか?

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Stravaとは走行履歴や心拍数などの自身が行ったワークアウトについて記録することができる上、SNS機能もついたアスリートやスポーツ愛好者向けのアプリです。そんなStravaのCEOであるJames Quarles氏が、「夜や週末に働かず家族との時間を大切にする」という自身の生活について語っています。

Why Strava’s CEO Doesn’t Work Evenings or Weekends – Elemental
https://elemental.medium.com/why-stravas-ceo-doesn-t-work-evenings-or-weekends-a72093618711

Quarles氏は2017年5月からStravaでの仕事を始めたそうで、今では175人の従業員を率いています。Stravaはサイクリストをはじめとする多くのスポーツ愛好者から人気を集めており、記事作成時点では世界中で1カ月あたり100万人の新規ユーザーがStravaを使い始めているとのこと。


CEOとしての仕事も好きだというQuarles氏ですが、CEOであると同時に3人の子どもを持つ共働きの父親という役割も担っています。妻とQuarles氏は家事や育児の分担を半分ずつに分割しているそうで、CEOの仕事と家庭を両立させるために、Quarles氏は「夜や週末に仕事をしない」という思い切ったルールをしっかりと守っているそうです。

そんなQuarles氏の1日は、以下のようなスケジュールで動いています。

◆起床
Quarles氏はいつも午前6時にアラームをセットしていますが、実際にはアラームが鳴る前の午前5時45分くらいに起床することが多いそうです。起床したらQuarles氏はランニングシューズを履き、日課となっている朝のランニングへ出かけます。ランニング中はポッドキャストを聴いており、走る距離はおよそ8kmほど。週末には子どもたちが自転車で並走し、Quarles氏のペースメーカーとなってくれます。

by Antranias

◆朝食
平日は午前6時半ごろに子どもたちが起きてきます。9歳と7歳の男の子、4歳の女の子が起きてきたら、Quarles氏は服を着替えるのを手伝い、朝食を作り、前の晩に終わらなかった宿題を手伝うとのこと。Quarles氏の妻も出張を伴う仕事をしているため、家事分担は2人の間で平等に分けられています。

朝食はアボカド、バナナ、ピーナッツバターのスムージーが多いそうで、Quarles氏はそれにマカやチアシードを加えます。Quarles氏の一家は栄養価と健康に配慮しており、砂糖や加工食品をあまり食べないようにしているとのこと。


◆通勤
午前7時半までにQuarles氏は自転車に乗り、駅まで向かうのが習慣となっているそうで、雨が降っている日でも自転車に乗って新鮮な空気を吸い込むのが好きだとQuarles氏は述べています。


◆仕事
Quarles氏は大抵の場合、午前8時半より前から仕事を開始しています。通常は午後5時半まで仕事のスケジュールが入っているそうですが、毎週水曜日は日中にStravaの従業員らとランニングをする時間を取っているとのこと。入社以来、Quarles氏がこのランニングを欠席したことは1回しかないそうです。


◆昼食
オフィスのすぐそばにはサラダとタンパク質を取れる素晴らしいお店があるそうで、Quarles氏はグリーンサラダの上にサーモンやマグロ、チキンをのせた料理をいつも食べているとのこと。平日は乳母が子どもたちの分も含めて料理を作ってくれますが、週末にはQuarles氏自ら料理の腕を振るうこともあります。


◆帰宅
仕事を午後5時半に切り上げると、いつもQuarles氏は午後5時58分の電車に乗り込み、午後6時半までに自宅へ帰り着くそうです。家に戻ると仕事には一切手を付けず、家族と話をしたり本を読んだり、勉強をしたりして過ごすとQuarles氏は述べています。

by Ricardo Esquivel

◆就寝
Quarles氏は大抵午後10時前に就寝するとのことで、眠りにつく直前は紙の本を読むことが多いとのこと。夫婦そろってベッドルームには電話を持ち込まないため、子どもたちと一緒にゆっくりとした時間を過ごせるそうです。

また、「私の人生は睡眠を中心に回っています」と語るほどQuarles氏は睡眠の質を重視しており、スマートウォッチで睡眠の質を計測しています。ベッドルームには睡眠を妨げるような明かりやスクリーンはなく、寝る前には脱水を防ぐためにたくさんの水を飲むとのこと。


Quarles氏は人生で取り組む物事に対してしっかりと集中したいと考えており、仕事をする際は仕事に集中し、子どもとコミュニケーションする際はコミュニケーションに集中したいとしています。Stravaは人生のバランスを取ることを重要視しているため、Quarles氏は自分が考える人生のバランスをうまく保つことができていると述べました。

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in メモ, Posted by log1h_ik

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