AmazonのAlexaを使ってドローンを音声コントロールするソフトウェア「Drexa」を自作した猛者が登場

AIアシスタント「Alexa」の音声認識機能を使いドローンを操るソフトウェア「Drexa」を発明した猛者が登場しました。

GitHub - rushilgupta/dronecontrol: An alexa skill to control a parrot minidrone over voice.
https://github.com/rushilgupta/dronecontrol

実際に「Drexa」でドローンを操作している様子は以下のムービーで確認できます。

AmazonのAlexaを使ってDroneを音声コントロール可能な「Drexa」を実際に使っている様子 - YouTube

From GitHub

Drexaを稼働させるには、Parrot社のCargoシリーズやMamboシリーズなどのミニドローンと、AWS(アマゾンウェブサービス)と連携するためのRaspberry Pi(ラズベリーパイ)が必要です。「アレクサ、ドローンコントロール、テイクオフ」とAlexaにドローンを離陸させる命令を出すと……

Alexaが「離陸します」と反応し、ドローンがふわりと上昇します。

「前へ動け」と命令すると、ドローンは1mほど前方に移動した後、ホバリング状態に戻ります。

「時計回りに回頭せよ」と命令すると……

カメラ側を向いていたドローンが90度回頭し、左向きに。

「下に動け」と命令するとAlexaは「ちょっとよく分かりません」と返答し、ドローンはその場でホバリングし続けることも。発音によっては聞き取ってくれないようです。

最後にはクルッと円を描くようにドローンが移動してムービーが終了。

Drexaを活用すると、「離陸」「着陸」「時計回り/反時計回りに90度回頭」「上下前後左右に移動」「一周グルッと回る」などの音声指示が可能とのことです。