取材

愛らしかったりクールだったり意味不明だったりするオリジナル動物キャラクターたち


オリジナルのキャラクターたちのフィギュアとたくさん出会えるワンフェス2019[冬]の会場では、人間以外の動物や生き物をモチーフにしたオリジナル動物キャラクターたちともたくさん出会うことができました。

8-29-05「Whoopie pie」ブースでは、キュートなアニマル少女たちがたくさん並んでいました。


新キャラクター「ウグイスのすーちゃん」。うぐいす色を基調としたおとなしめの女の子のようです。


澄ましたようなおちょぼ口がとっても愛らしい。


すーちゃんと並んでいるのは、ワンフェス2018年[冬]の記事でも紹介した「メジロのメロちゃん」です。


絶えず人だかりがあった4-14-05「足"跡」ブースには、キツネやネコがモチーフのさまざまなアイテムが展示されていました。


イヌやネコ、キツネのような姿で描かれることの多いエジプト神話の神「アヌビス」と女神「バステト」。


「細いアヌビス」(左)と「太いパステト」(右)


こちらは「太いアヌビス」(左)と「細いパステト」(右)


台座は古代エジプトにおいて生命を象徴する護符のマークで形作られていました。


セクシーな雰囲気と妖艶なポーズのネコは「誘惑招き猫」。一般的に左手を挙げているのは「人を招く」招き猫と言われますが、こんなふうに誘惑されたら招かれてしまうこと間違いなしです。


右手にはパイプを携え、妖艶な雰囲気も相まって花魁(おいらん)のよう。


「誘惑招き猫」とは別の方向で挑発的な態度のネコは、「挑発招き猫」。


「おら、かかってこいよ」というセリフが聞こえてきそうな表情とポーズです。


二人並べたら、福も福じゃないものもありったけ招いてくれる気がします。


ブースの中で特に目を引いたのが、和風の武装をしたキツネやネコたちの造形です。


重々しい甲胄に身を包んだ「狐武者」。


甲胄の細かい作りにも注目です。


対照的に着流しの着物だけという軽装の「狐武士」。新選組のような浅黄色の着物がキツネ面に驚くほどマッチしているように感じます。


凜とした立ち姿がとってもクール。


同じく着流しの着物で凜とキメた「猫武士」。


端正な顔立ちもさることながら……


腰の刀、ぴょこんと流れた尻尾、わらじの足元と、下の方の造形からも目が離せませんでした。


キツネ面が似合いすぎている「忍者狐」は、手裏剣とクナイを構えた躍動感のある姿。


狐憑きの一種「管狐」を操る「管狐使い」は、ロープのような細いキツネを身にまとって底知れぬ強キャラ感を放っていました。


二丁拳銃を携えた「狐銃士」。和装に古めかしい銃という組みあわせが何ともカッコイイ。


堂々とした姿から力強さがわかる「大将九尾狐」。たくさん並んだキツネやネコの戦士たちの頂点にふさわしい、迫力のあるいでたちです。


4-23-01「はるきくりえーしょん」ブースでは、青白く輝くドラゴン「シロ」と闇に溶け込むように真っ黒な黒ネコ「クロ」との、ふぞろいなようで相性バツグンのコンビと出会いました。


神秘的な姿のシロは、力強そうな見た目とは裏腹にとても穏やかな表情をしています。


シロの傍らにちょこんと座るクロ。


視線も合わせず寄り添う姿には、種族の壁を越えた強い絆がありありと感じられました。


同じブースに展示されていた、あまりにもキュートな「たまごドラゴン」。


フェネックのような大きな耳とつぶらな瞳、モフモフの尻尾。そんなかわいらしい見た目の中で確かな強さを示す小さなツノ。


こちらのブルーのドラゴンは幼少期から神秘的なウロコに包まれていて、将来どのような美しいドラゴンとして飛び立つのかが楽しみです。


8-36-06「童人」ブースで出会ったのは、何とも言えない雰囲気を放つ「カンガルーさん」。


やけにリアルな肉体を持ったカンガルーさん。


りりしい瞳、鍛え上げられた体、硬く握られたこぶし、どこを見ても「男の中の男」という感じ。


マッシブなカンガルーさんの隣にいたのは、ダンディーでこれまた男らしいカンガルーさんです。


世の中の酸いも甘いもかみ分けてきたと言わんばかりの深い表情をしていました。


会場にはキュートだったりクールだったり不気味だったりする色とりどりの動物キャラクターに何度も足を止めてしまいましたが、中でもひときわ異彩を放っていたのが4-32-02「Underdog Squad」ブースにいた2体。こちらは「A Flight Attendant Giraffe」という名の通り、キャビンアテンダントの格好をしたキリンです。


できるOLかのごとくキリッとすまし顔ですが、その姿はまごうことなきキリン。


ブルーの制服に身を包む体はプロポーション抜群の女性で、袖口からのぞく腕や白手袋で清潔に覆われた手もスラリと伸びる脚も、機内で目に止めると思わず振り返ってしまいそうですが……


襟から伸びる首から上はやっぱり明らかなキリンでした。


キリンに困惑する来場者をあざ笑うかのように並んでいたのが、宇宙服を着たクジラ「An Astronaut Whale」というさらなる独特のキャラクター。


「人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ」と言わんばかりの感動すら覚える堂々とした歩き姿ですが……


青い地球を背にするのはやっぱりクジラでした。

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in 取材,   生き物,   デザイン, Posted by log1e_dh

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