「ホットドッグはサンドイッチに含まれるのか?」といった曖昧な料理の分類が可能な画期的手法「立方体ルール」が発明される

by Rajesh TP

「パンで食べ物を挟んだものがサンドイッチであるなら、ホットドッグはサンドイッチに入らないのか?」「パンで食べ物を包んだものがサンドイッチなら、カレーパンはサンドイッチに分類されるのか?」など、料理の分類法は人それぞれであり時に激しい議論が巻き起こります。そんな中、Twitterユーザーのliterally misandré(@indirect)さんが、「立方体ルール(Cube Rule)」にもとづいたあらゆる食べ物の分類法についてまとめています。

The Cube Rule
http://cuberule.com/

定期的に世間を騒がせる問いとして、「ホットドッグはサンドイッチに含まれるのか?」というものがあります。


この問いはつまり、「サンドイッチにはチーズを挟んだサンドイッチやルーベンサンドピーナッツバターとジェリーのサンドイッチなどがあるが、果たしてホットドッグはそれらと同様にサンドイッチと認めていいのか」というもの。


意外なことに、ニューヨーク州はこの難問に答えを出しているとのこと。


ニューヨーク州の税について定められた文書によると……


ソーセージを挟んだホットドッグはサンドイッチに含まれるそうです。


しかし、サンドイッチ論争に終止符が打たれても、同様の争いはなお続きます。Twitterユーザーの@kadybatさんが投げかけたのは、「アメリカのお菓子であるポップターツラビオリの一種なのか?」というもの。ポップターツは小麦粉の生地で甘いフレーバーを包んだもので、ラビオリは一般的にひき肉やみじん切りにした玉ねぎ、チーズなどが包まれたものですが、いずれも食べ物が包まれているのは同じです。


新たに勃発したポップターツ・ラビオリ論争はとどまるところを知らず、ついに「待ってください、ラビオリがポップターツの一種なのです」とポップターツ公式まで登場する始末。


世間に存在するさまざまな派閥をTwitterユーザーの@matttomicさんがまとめた表がこれ。人々が考えるサンドイッチの形態については、「サンドイッチは2枚のパンで挟んだものに限る」という構成原理主義者から「何か食べ物が挟まれているか包まれているかすればそれはサンドイッチだ」という構成リベラリストまで、とても多くの幅があります。また、サンドイッチの材料についても「サンドイッチが挟むのはスライスした肉、野菜、チーズだけ」という材料原理主義者から、「スライス肉だろうとソーセージだろうとアイスクリームだろうと何かを挟んでいればそれはサンドイッチだ」という材料リベラリストまで多岐に渡ります。


一般的なBLTサンドのみをサンドイッチと認める強硬な伝統主義者から、ポップターツまでもをサンドイッチに含むラジカルサンドイッチアナーキーまでが言い争う現状では、当然ながらカオスしか生まれません。

そんな中で救世主のような提言をもたらしたのが、Twitterユーザーの@Phosphatideさん。「立方体ルール(Cube Rule)」にもとづいてあらゆる料理を分類できるとしたのです。


以下が「立方体ルールとは何か」を表した図。立方体ルールでは「食べ物を包んでいるパンや生地の位置」をもとに分類を行います。立方体ルールにもとづけば、あらゆる料理は「1:トースト」「2:サンドイッチ」「3:タコス」「4:スシ」「5:キッシュ」「6:カルツォーネ」に分類できるとのこと。


立方体ルールによる分類は以下のようになります。

◆1:トースト
まず「トースト」の場合、パンやバンズは食材の下に位置するとのこと。


この分類にもとづくと、「ピザ」「にぎり寿司」「スライスしたパイ」などがトーストに分類されます。にぎり寿司がトーストに分類されることに異議を唱えたい人もいるかもしれませんが、戦争の終結にはある程度の譲歩も必要です。


◆2:サンドイッチ
続いて論争の発端となった「サンドイッチ」について、立方体ルールでは食材を上と下からバンズやパンで挟むものを指します。


含まれる料理はこんな感じ。「ラザニア」「トーストのサンド」「折りたたんでいないケサディーヤ」といったラインナップとなっていました。


◆3:タコス
「タコス」に含まれるのは、食材の3面をパンや生地が覆っているもの。


「ホットドッグ」「サブウェイのサンド」「上面を生地で覆われたパイのスライス」などがタコスに分類されます。


◆4:スシ
立方体ルールにおける「スシ」とはカリフォルニアロールなどの巻き寿司を指すようで、食材をぐるりと一周巻いたものがスシに分類されるとのこと。


このルールにのっとると、「ファラフェルのサンド」「ぐるりと巻いたソーセージ入りパン」「エンチラーダ」などがスシに分類されます。非常に多国籍なラインナップです。


◆5:キッシュ
そして、上面以外全ての面を生地に覆われたものが「キッシュ」に分類されます。


「チーズケーキ」や「ブレッドボウル」、「ファラフェルのピタ」などがキッシュに含まれる模様。


◆6:カルツォーネ
立方体ルールでは、食材を完全に生地が包んだ料理が「カルツォーネ」になるとのこと。


ブリトー」「アメリカンドッグ」「ホールパイ」や……


「ギョウザ」「ポップターツ」「アンクラスタブルサンドイッチ(日本で売っているランチパックのようなもの)」などがカルツォーネとなります。


misandréさんは上記の分類に加え、さらにもう一つの分類を提唱しています。

◆7:サラダ
「サラダ」とは、食材が一切包まれていない料理を指し……


「ステーキ」「マッシュポテト」「チャーハン」などがサラダに分類されるとのこと。


今回発明された「立方体ルール」により、「何をサンドイッチに含むのか?」といった論争に一定の結論が出ました。今後誰かと「ソーセージの入ったパンはサンドイッチなのか?」などとサンドイッチの分類について議論になった場合には、「立方体ルールにもとづけばアレは『スシ』である」と裁定を下すことで不毛な争いを避けることができるかもしれません。

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in , Posted by log1h_ik

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