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全長15メートルの牛頭人身の怪物「ミノタウロス」がフランスの街に来襲、実際に動く様子のムービー&写真まとめ

by Ville de Toulouse

ギリシャ神話に登場する頭が牛、体が人という怪物で、藤子・F・不二雄の作品など創作のテーマになることも多い「ミノタウロス」がフランスの街に来襲しました。このミノタウロスは実際に四肢や頭、目などが動くロボットで、巨大グモと共に街を練り歩く様子がムービーや写真で公開中です。

Un gigantesque Minotaure articulé dans les rues de Toulouse - GOLEM13.FR : GOLEM13.FR
http://golem13.fr/minotaure-la-machine-nantes-toulouse/

In France, a Giant Spider and a Minotaur Roam, and Sleep - The New York Times
https://www.nytimes.com/2018/11/03/world/europe/france-la-machine-spider-minotaur.html

フランス南西部のトゥールーズに突如現れたミノタウロスは全長約50フィート(約15メートル)という巨大さ。


ミノタウロスは「牛頭人身の怪物」とされますが、写真からは4本足の体と翼まで確認できます。なお、このミノタウロスは未塗装の菩提樹と金属によって作られているとのこと。


鼻息荒く……


巨大グモとにらみ合います。


クモの足の下では男性たちがコントローラーを握っていました。


斜め後ろから見るとこんな感じ。


ミノタウロスの前方、側方、背中の上にはコントローラーを握った乗組員の姿。各パーツをそれぞれの人が操作している様子が、以下のムービーからしっかり確認できます。操作を行っている人は全部で16人いるとのこと。


人とサイズを比べると巨大さが一目瞭然。


交差点を曲がる時の様子。ミノタウロスの後方にはロボットを支える車両の姿がうつっています。


以下のムービーから、ミノタウロスが巨大な手足をゆっくりと動かして歩みを進め、荒い鼻息を吐き出す様子をさまざまな角度から見ることが可能。ムービー後半には巨大グモも登場します。

Un minotaure géant à Toulouse !

Un gigantesque minotaure articulé dans les rues de Toulouse ! http://golem13.fr/minotaure-la-machine-nantes-toulouse/

Golem13さんの投稿 2018年11月2日金曜日


建物と建物の間からゆっくりと姿を現すミノタウロス。


四肢だけでなく、頭やまぶたといった細かい部分まで動作していることがわかります。これはやや目を閉じた状態。


まっすぐ前を見据えるとこんな感じ。


頭を高く上げます。


別角度から。


少しかがむような動作に、真下にいる人々はぎょっとするはず……。


さらに別の角度から。


荒い鼻息を吹き出します。


さらに、巨大グモも街中を歩きます。このまま建物を破壊してしまいそうな勢い。


上から見るとこんな感じ。


足元から見上げる角度。何かのアトラクションのように、足の付け根の下には人が座っています。


さらに、建物の窓から撮影したミノタウロス。


どんどん迫ってくるのが恐怖。


ほぼミノタウロスと向き合う高さから撮影したであろう映像がコレ。顔や目の動きや、顔立ちが意外にチャーミングなことがはっきりと見えます。


建物の間から広場へと移動。


夜はまた違った雰囲気に……。


手に炎を持つミノタウロスが橋の上でクモと対峙。


ミノタウロスの前には宮殿がぶら下がっています。


その向こうにクモの姿。


離れた場所から撮影した様子がコレ。


炎を挟み、羽が舞う中でフィナーレを迎えました。


巨大な2体のロボットは、芸術監督のフランソワ・ドゥラロジエール氏が率いる機械によるパフォーマンスを提供する団体「ラ・マシン」の作品。ラ・マシンはこれまでにも巨大クモやドラゴン型ロボットを使ったパフォーマンスを行っており、日本に訪れたこともあります。

ラ・マシンの巨大クモ ヨコハマ上陸! La Machine - YouTube


巨大グモとミノタウロスによるパレードはトゥールーズで11月4日(日)に閉幕した「The Guardian of the Temple」というショーの一部で、ミノタウロスとアリアドネの物語を再解釈したものだとのことです。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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