何度すべり落ちても雪の壁にチャレンジする子グマとそれを見守る親グマのムービー

何十メートルもある大きな雪の壁を必死でよじ登る親子グマのムービーが話題になっています。小さな体で雪山をよじ登り、何度も滑り落ちては諦めずにトライを続け、それを心配そうに見守る母グマの様子からは、大自然の厳しさと親子の愛情がひしひしと伝わってきます。

「意思の力と忍耐力」というタイトルが付けられたTwitterの投稿には、ものすごい高さのある雪の壁をクマの親子がよじ登る一部始終が収められています。経験豊かな母グマ(右)は大きな体をいかして無事に登りきることができましたが……

体重が軽く、踏ん張りがきかない子グマはずりずりと滑り落ちてしまいます。

滑り落ちても、諦めずにお母さんのいる山頂を目指す子グマ。

母グマと同じルートに切り替えて、「あともう少し！」というところまで来たのに……

手の届く寸前で、またもや滑落。

距離にして数十メートルはあろうかという斜面を、あっという間に滑り落ちて……

地面が露出したところでようやくストップ。

それでもなお、お母さんめがけて登り始める子グマ。ドローンから撮影されている映像には目がくぎ付けになり、「頑張れ！」と思わず心の中で声援を送ってしまいます。

子グマは、この心の折れそうな斜面を登り切らないと、お母さんのもとにはたどり着けません……。

再度トライする子グマ。うまく斜面をよじ登って……

ついにお母さんのもとに到達！

スキップするような足取りで駆けていく親子。途中、母グマは何度も後ろを振り返っているのですが、「ちゃんと付いておいで」と言ってるのか、「よく頑張ったね」と言ってるのか、そんなことを考えてしまう自然の1ページです。