オバマ元大統領が「ポケモンに無関心だ」と明かし、世界中のポケモンファンに衝撃走る
by Melvina Mak
「ポケットモンスター」シリーズといえば、ゲーム・アニメ・漫画といったさまざまなメディアで活躍するタイトル。2018年11月には初代ポケモンのリメイクとなる「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」が登場予定とますます盛り上がりをみせているのですが、そんな状況に水を差すかのような、オバマ元大統領の「ポケモンに無関心だ」という発言が話題となっています。
President Obama: ‘I don’t care about Pokémon’ - Polygon
https://www.polygon.com/2018/10/17/17992074/obama-pokemon-polls-voting-2018-election
オバマ元大統領がポケモンに無関心であるという情報は、ムービーメディアのATTN:が作成した「選挙での投票を促すムービー」の中で明らかになりました。ムービーは以下から再生可能。
President @BarackObama doesn't have time for these 7 excuses not to vote. pic.twitter.com/2Etpm6taTq
— ATTN: (@attn) 2018年10月17日
YouTube上でもムービーは公開されています。
President Obama Doesn't Have Time For These 7 Excuses Not To Vote - YouTube
ムービーは、オバマ元大統領に「投票へ行かない人が使う『7つの言い訳』を論破してもらう」というもの。
ひとつ目の言い訳として挙げられたのが「私は政治に無関心」というもの。
この言い訳を聞いて、オバマ元大統領は不意に「私はポケモンに無関心だ」と発言。この発言に世界中のポケモンファンが衝撃を受けたというわけ。
続けて、「しかし、これは永遠に関心が湧かないという意味ではありません」とコメントし、今関心がないからといって将来も無関心のままであるとは限らないと主張。
そして、投票へ行かない人々に向けて「あなたが身を引けば、それは他の人々が本質的にその空白を埋めることを可能にしてしまいます。そうなると、あなたが政府に行ってほしいと思うことを、政府はできなくなってしまいます」とコメント。
「つまり、あなたが本当に政府の計画を妨害したいと思うのなら、そのように投票してください」と、投票に行くことの重要性を主張しています。
投票意欲を高めるためのムービーから不意に明らかになった「オバマ元大統領はポケモンに無関心」という事実に対し、海外のポケモンファンたちは大いに衝撃を受けている模様。
「どうやってこんなオバマを好きになれっていうの。もしあなたがポケモントレーナー(ポケモンのファン)だったら、私はもっと投票や政治に興味を抱いたでしょうに」と、オバマ元大統領がポケモン好きならもっと選挙に興味を持ったのにという人。
How could you do me like this Obama I’d be more excited about voting/politics if you were a Pokémon trainer too. pic.twitter.com/s1ukEdqcyK
— YangBang (@FlutterCat) 2018年10月17日
「これまでの傷心の中でも最悪のものだ」とショックを隠しきれない人。
“ I don’t care about Pokémon” This might be the worst heartbreak I ever had. Thanks Obama. https://t.co/CBBDrc6y2N
— BlUe sHiRt_bLuE pANtS (@tonyrovetti97) 2018年10月17日
中には「あなたはこのムービーで何を学びましたか?オバマ元大統領はポケモンを好きではないということですかね」とツイートし、オバマ元大統領の告白が衝撃的過ぎて他の内容が頭に入ってこなかったことを明かす人も。
What did you learn from this? President Obama doesn't like Pokemon. https://t.co/rGGlkmh6EV
— Common Sense (@CourtofCommon) 2018年10月17日
「オバマがポケモンに興味がないということ、投票については無視してください」と現実を受け入れられない様子のツイート。
Please put aside that Obama doesn't care about Pokemon and VOTE VOTE VOTE. https://t.co/dNCeq9B7h1
— Lauren (@redcoloredstars) 2018年10月17日
「オバマはポケモンに無関心だと言った。私は戦う準備ができているぞ」と徹底抗戦の構えをみせる女性も。
Obama said he doesn't care about Pokémon. I'm ready to fight.... Right after I vote #noexcuses https://t.co/bPpS7L2X4h https://t.co/GSbcxXQCHg
— MJNMurder☠️ (@MJNMercer) 2018年10月17日
なお、アメリカの政治家がポケモンへの無関心を明かすのは今回が初めてのことではありません。2016年のアメリカ大統領選挙のさなか、ヒラリー・クリントン氏はポケモンGOを誰が作ったのかわからないと明かしていました。
Pokèmon Go (to the polls) - YouTube
オバマ元大統領のムービーが公開されたのは2018年10月17日ですが、わずか1日足らずでTwitter上だけでもムービーは300万回以上再生されており、ツイートは4万件以上リツイートされています。
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