試食

圧倒的ジャンク感が脳の報酬系を直撃するカップ麺「マルちゃん QTTA ハンバーガー味」「フライドチキン味」を食べてみた


しっかりとした食べごたえで「はぁ~、くった~」と言わしめることをコンセプトにした「MARUCHAN QTTA」「ハンバーガー味」「フライドチキン味」が2018年10月15日(月)から登場しています。「超スナック系」の第3弾としてファストフードの定番を再現しているとのことなので、実際に食べてその再現度を確かめてみました。

「MARUCHAN QTTA ハンバーガー味」「同 フライドチキン味」 新発売のお知らせ | ニュースリリース | 企業情報 | 東洋水産株式会社
https://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2018/10/maruchanqtta_2.html

「MARUCHAN QTTA ハンバーガー味」(税別180円)のパッケージはこんな感じ。


上面はハンバーガーのセサミバンズを意識したデザインになっています。


原材料は「油揚げめん」「添付調味料」「かやく」に分けて書かれています。目を引くのは麺の「精製ラード」の文字。また、添付調味料ことスープには「チーズ加工品」とあり、パッケージのチーズバーガーの味を期待させます。


1食あたりのカロリーは364kcalで普通のカップ麺とさほど変わりません。一方、脂質は多めです。


フタを開けてみると、マヨネーズを思わせる酸っぱいにおいが漂い、食欲をそそります。具は「豚肉ダイス」と「たまねぎ」の2種類。原材料には添付調味料と書かれていますが特にスープが小分けの袋に入ってはいませんでした。


お湯を注いで3分待ちます。


3分経ってフタを開けると、より勢いを増したマヨネーズの香りとともにこんがり焼けた肉の香りもしてきました。思わずハンバーガーの包み紙を開ける光景がまぶたの裏に浮かびます。


フタの裏側には、おいしく仕上げるポイントが記載されていました。


アドバイスに従いぐるぐるとよくかき混ぜて……


まずは具の肉から。肉はかむと粗びき肉のようにほぐれて肉汁がしみ出してきました。豚肉にもかかわらずしっかり「ハンバーガーのパティ」感がしてくるのには驚かされました。


たまねぎはかむと音がするほどシャキシャキしていて、きちんとオニオンが再現されています。


麺はラードを使用した油で揚げただけあって、口に入れると香ばしい脂の風味がします。また、かむとなめらかな歯触りとわずかに歯に張り付くようなもちもちとした食感が交互にやって来ます。


パセリが浮いたスープはマヨネーズの酸味とチーズのコクが絶妙に溶け合っていて、ハンバーガーの再現度に貢献しています。ラーメンなのにハンバーガーという強烈な個性が前面に出ている一品でした。


「MARUCHAN QTTA フライドチキン味」(税別180円)のパッケージはこんな感じ。


上面のプリントはバケットに詰まったフライドチキンをイメージさせます。


原材料を見ると、麺はハンバーガー味と共通の材料ですが、ハンバーガー味と違いスープにもチキンエキスが使われています。


栄養表示を見ると1食350kcalと、ハンバーガー味と比べてややカロリーが抑えめなことがわかります。脂質も少ないですが炭水化物は多くなっています。


フタを開けると、具と粉末スープが入っています。具は「鶏肉加工品」「コーン」「赤ピーマン」の3種類。フライドチキン味に限らず、粉末スープが麺の上にどさっとまぶされているのがQTTAの特徴のひとつです。


こちらが完成したところ。フタを開けるとフライドチキン特有のスパイシーな香りが立ちこめてきました。


具の鶏肉加工品の「FDフライドチキン」はシリーズ初とのこと。また、メーカーに電話で問い合わせて確認したところ、FDとはフリーズドライのことでした。とはいえ、FDフライドチキンと銘打ってはいるものの、フライドチキンをフリーズドライにしたわけではなく、フライドチキンに近い状態に加工した鶏肉をフリーズドライにしたものだとこと。そのせいというわけではありませんが、具を食べてみると少しふにゃっとしたかみ応えがして、普通のカップ麺に入っている謎肉との大きな違いが感じられないというのが正直なところ。


コーンも普通のコーン。一方、赤ピーマンはかむとややピリッとした苦みがしました。この赤ピーマンがフライドチキンのスパイシーさの再現の一端を担っているので、もう少し存在感があるとよかったかも……という印象があります。


スープは香ばしいチキンの風味と香辛料のスパイシーさが一体となっている濃厚な味わい。かき混ぜなければ底に沈んでしまうほど濃いスープにはいい意味での粉っぽさと脂っぽさが同居しており、フライドチキンの衣を強力に再現しています。そのおかげでカップ麺によくあるオーソドックスなチキン味にはならず、フライドチキン味をフライドチキン味たらしめていました。


両方食べた感想としては、ファストフードのパンチ力はハンバーガー味に、カップ麺としての完成度はフライドチキン味に、それぞれ軍配が上がるといったところ。また、両方とも胃袋にズンと来る食べごたえは共通で、完食すれば思わず「はぁ~、くった~」と言ってしまうのは間違いなしです。

「MARUCHAN QTTA ハンバーガー味」と「フライドチキン味」は全国の小売店で販売されています。また、Amazon.co.jpでは12個入りが税込2183円で購入可能です。

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in 試食, Posted by log1l_ks