取材

全裸にダンボール箱の危機的状況で帰宅を目指すステルスゲーム(?)「箱だけのブルース」をプレイしてみた


24時間で文字通り「あほ」なゲームを作るというイベント「あほげー」で生み出されたという「箱だけのブルース」は、野球拳で負けて服がなくなったボクを操作し、拾ったダンボール箱ひとつで無事家まで帰ることを目指すステルスゲームです。東京ゲームショウ2018のインディーゲームコーナーでひときわ異彩を放ちまくっていたので、実際に全裸に箱だけな気分になりきって、帰宅を目指してきました。

ワラテルサイト
http://www.warateru.com/

ホール9にあるインディーゲームコーナーの「9-A39」ブース。


ここでは体感型帰宅アクション「箱だけのブルース」が遊べます。元々は2015年11月頃に作ったゲームとのことですが、東京ゲームショウ2018向けにダンボール型コントローラーを作成し、体験型ゲームへとリニューアルしてやってきたそうです。


ブースに置かれたダンボール箱は、荷物を詰め込む用のものではなくゲームをプレイする際に使用するためのコントローラー。このコントローラーはダンボール箱に赤外線センサーを取り付けたもので、ダンボール箱と地面の距離を赤外線センサーで検知できます。


プレイする際は、以下のように箱の中に入って……


手で持ち上げます。


すると、ゲームスタート。


ゲームの目的は、野球拳で負けて全裸になってしまったボクをダンボール箱ひとつで家まで無事帰宅させるというもの。


具体的にどんな危険が待っているのかというと、通行人に見つかると警察に通報されて色んな意味でゲームオーバーになってしまいます。


そんなわけで、通行人が近づいてきたらダンボール箱の中に身を隠す必要があります。


ダンボール箱の中に身を隠すには、現実世界でダンボール型コントローラーを地面に降ろせばOK。まさにゲームの中のボクになりきってゲームがプレイできるわけです。


通行人が通り過ぎたら移動、近づいてきたら身を隠す、を繰り返すわけですが、いわゆるステルスゲームとはひと味違った緊張感が体験できます。


また、ダンボール箱を高く持ち上げると、ボクの移動スピードが速くなり、より高速で帰宅できるようになります。


しかし、素早く移動しすぎるとすぐに通行人と目が合ってしまうので注意。いかに見つからず、素早く移動できるかがポイント。ゆるい見た目とは裏腹に想像以上に反射神経が要求されるゲームとなっています。


実際に「箱だけのブルース」をプレイしている様子は以下のムービーで見ることができます。

全裸にダンボール箱で帰宅を目指す「箱だけのブルース」をプレイ - YouTube


想像以上にシュールですがとにかく目を引くゲームで、東京ゲームショウ2018のビジネスデイ1日目には約300人ほどがゲームをプレイし、複数回プレイする人もたくさんいたそうです。その中で無事ボクを帰宅まで導くことができたプレイヤーは30~40人ほどで、ゲームをクリアすると以下のステッカーがゲットできます。


なお、ゲームプレイ時にはボクの移動スピードが画面右下に表示され……


無事ゲームをクリアするとプレイ中にたたき出した最高速度が記録されます。


ゲームのスタート画面右下にはゲームをクリアしたプレイヤーの中で最も高速だった記録が表示されるので、東京ゲームショウ2018でプレイしてみたいという人は、ゲームクリアと最高速度記録をたたき出すことを目指して体験してみてください。


ひとりプレイのゲームですが、複数人でワイワイしながらプレイするとより一層楽しいゲームとなっていました。東京ゲームショウ2018の企業ブースでは長蛇の列に並んでゲームの試遊を行うことも少なくないので、人混みに疲れた際はホール9のインディーゲームブースに訪れて、体を動かしながら「箱だけのブルース」をプレイしてみるのも大いにアリです。

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in レビュー,   取材,   動画,   ゲーム, Posted by logu_ii

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