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iOS 12の「USB制限モード」を回避する方法が既に編み出されている可能性



AppleはiOSのセキュリティをより改善するために、iOS端末がロックされてから1時間が経過するとLightningポート経由でのデータ通信が不可能になる「USB制限モード」を実装しようとしています。しかし、最新の情報によると、既にiOS端末のロック解除システムの提供を生業としている企業が、このUSB制限モードを回避する方法を編み出しているとのことです。

Grayshift May Already Have iPhone Unlocking Solution for iOS 12's USB Restricted Mode - Mac Rumors
https://www.macrumors.com/2018/06/14/grayshift-usb-restricted-mode-solution/

iOS端末のロック解除システムをアメリカ国防省に販売したことで話題となったアメリカのベンチャー・Grayshift。Grayshiftが開発した「GrayKey」と呼ばれるロック解除システムは、Lightningケーブル経由でiOS端末にアクセスしてロック解除を行うというものでした。


GrayKeyのような機器を使うとAppleが意図していない状況でのiOS端末のロック解除が可能になってしまうということで、WWDC 2018で発表された「iOS 12」では、iPhoneやiPadがロックされてから1時間が経過するとUSB機器との接続がブロックされる「USB制限モード」の実装をAppleは目指しています。

USB制限モードはiOS 11.3のベータ版でテストされており、これまで幾度も実装がウワサされてきた機能です。記事作成時点で開発者向けに提供されているiOS 12の開発者向けベータ版に実装されており、2018年秋頃リリースのiOS 12で正式に搭載される機能であると考えられています。

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しかし、報道によるとGrayshiftは既にこのUSB制限モードを回避する方法を見つけ出しているそうです。なお、GrayshiftはどのようにしてUSB制限モードを回避するのかについての詳細は明かしていません。

Appleはロイターの取材に対して、USB制限モードの実装は法執行機関などのプライバシー侵害を防止するためであると正式に認めており、MacRumorsに対しては「Appleは設計したすべてのものの中心に顧客を置いています。我々はすべてのApple製品のセキュリティ保護を強化し、顧客がハッカーから個人情報を盗難されたり、端末に侵入されたりしないよう常に努力しています。我々は法執行機関を尊重しており、彼らの仕事を挫折させるためにセキュリティ改善を行っているわけではありません」とコメントしています。

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