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Googleが検索結果に「自分に合った大学」を簡単に見つけるための情報を表示する機能を追加


2017年時点で日本の大学の数は短期大学も含めると約1200あり、この中から自分のニーズに合った大学を見つけ出すのは至難の業です。さらにアメリカの場合だと大学の数は4000を超えており、アメリカで大学探しを行うことは日本以上に難しい状態となっています。そこで、Googleは大学を簡単に探せるようにするため、Google検索に大学検索機能を追加したと発表しました。

Start your college search with Google
https://www.blog.google/products/search/college-search-google/

Googleは2017年に検索結果に求人情報を掲載する機能を実装し、求人情報を求職者に届けるサービスを提供しています。しかし、仕事で成功するためには、良い仕事を選ぶことも重要ですが、その前段階である「自分に合った良い大学」を選ぶことも重要です。

自分に合った大学を探すためには、インターネットから情報を検索することになりますが、これらの情報はインターネット上に散らばっており「大学を選ぶときに何を考慮すべきか?」「どの情報が役立つのか?」のかなど調べるのは大変です。そこで、Googleは大学名を検索するだけで、自分のニーズに合った大学を簡単に見つけられる「大学検索機能」を追加しました。

例えば、「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)」をGoogleで検索すると、大学の概要欄には「学生援助を適用した後の平均学費」、「卒業率」、「試験の合格率」といった情報が確認できます。


「Outcomes(アウトカム・成果)」欄を見ると、大学に4年、6年、8年通ったときの卒業率や卒業後の平均年収も表示されており……


「Students(学生)」欄では、大学構内の写真や学生数、全日制と定時制で通う学生の割合、人種の比率といった情報も確認可能です。


これ以外にも学生の男女比や奨学金を受けている学生の割合の情報のほかに……


世帯収入別の学生の割合といった情報も確認でき、自分に合った大学を見つけるためのツールとして活躍できそうです。


「大学検索機能」はアメリカ国内のみで提供されており、日本やその他の国で提供されるかについては、記事作成時点で不明となっています。

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in モバイル,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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