あの甘酒に炭酸を入れた夏向けのドリンク「スパークリング甘酒」を味わってみた
甘酒は古くは江戸時代から暑い季節の滋養強壮のために飲まれていて、現代では「飲む点滴」という異名があるぐらいです。そんな甘酒に「炭酸」を入れた、森永製菓「スパークリング甘酒」が2018年5月22日(火)から登場しています。甘酒と炭酸という意外な組み合わせを採用した「爽やかな夏向けの甘酒」という一品を飲んでみました。
甘酒好きも、甘酒が初めての方も、初夏にピッタリ! 爽やか微炭酸「スパークリング甘酒」 5月22日(火)期間限定発売! | 2018年 | ニュースリリース | 森永製菓
http://www.morinaga.co.jp/company/newsrelease/detail.php?no=1576
これが森永製菓の「スパークリング甘酒」(税込124円)。
スパークリング甘酒(左)のとなりに、ノーマルの森永製菓の甘酒(右)を並べてみました。森永製菓は1974年に缶入りの甘酒を発売し、半世紀近い歴史があります。そんなメーカーから新しくスパークリング甘酒が登場したというわけです。
内容量は190ml。ちなみに、甘酒には「酒粕」を使ったものと「米麹」を使ったものがありますが、森永製菓のものは「酒粕」と「米麹」両方を使用した甘酒となっています。原材料は、ノーマルの甘酒と比べると「炭酸」と「香料」が加わっています。
100mlあたりのエネルギーは63kcalなので1本190mlだと120kcalほどという計算になります。
炭酸飲料なので、もちろん注意書きには、ノーマルの甘酒にはある「缶をあける前によく振ってください」という一文はありません。
冷やしたものをコップに移してみます。
真っ白な甘酒から炭酸の泡が立ち上り、ほのかに発酵した「甘酒独特の風味」が漂います。
スパークリング甘酒(左)のとなりにノーマルの甘酒(右)とを並べると、炭酸の泡の他に、ノーマルの甘酒に比べるとスパークリング甘酒の方が純白に近いのがわかります。
スパークリング甘酒は、シュワシュワした炭酸の刺激と共に酸味と丸みがある「やさしい甘さのサイダー」のような味に感じます。
ノーマルの甘酒は「冷やしても温めてもおいしく召し上がれます。」とのことのなので、冷やして飲むと、とろみがあってスパークリング甘酒と比べて、甘酒特有の香りがとても強く感じます。ノーマルの甘酒の後だと、スパークリング甘酒は、「甘酒独特の風味」が薄く、この風味が苦手な人でも飲みやすそうというのがわかります。また、とろみが低く、炭酸の酸味でスッキリ飲めます。「甘酒のらしさ」は薄めですが、サッパリしていて確かに「夏向けの甘酒」に仕上がっていました。
ちなみに、甘酒にあるコップの側面や底に沈殿する米麹や酒粕などと思われる固形物は、スパークリング甘酒にはあまり見られませんでした。
スパークリング甘酒は、全国の小売店で購入可能ですが、コンビニエンスストアやキオスクなどの駅構内売店では取り扱われていません。
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