レビュー

ユニセフが仮想通貨マイニングによって「寄付」に協力できるサイト「The Hopepage」を公開


国際連合児童基金(UNICEF:ユニセフ)オーストラリアが、閲覧者のCPUパワーを仮想通貨マイニングのために借りて、マイニングした仮想通貨を寄付に充てるというウェブサイト「The Hopepage」を公開しました。寄付したお金は安全な水や食糧、薬など、子どもたちを救うために使われるとのこと。

The Hopepage
https://www.thehopepage.org/


参加方法は非常に簡単で、ユーザー登録などは一切不要で、サイト中央の「START DONATING」をクリックするだけ。なお、広告ブロック拡張機能をオンにしていると動作しないことがあります。


クリックすると「www.thehopepage.orgではあなたのPCの計算能力を使用します。」というダイアログが表示されるので「このセッションを許可する」をクリック。


これで、ブラウザ上でこのページを開いている間はずっと仮想通貨のマイニングが行われます。デフォルトのCPUパワーは60%で、最大80%まで上げることができます。


画面右下に、これまで寄付に参加した人数と、自分がどれだけ寄付に参加しているのかという時間が表示されます。


「CONFIRM」をクリックすると、ミャンマーで不法滞在者として扱われているロヒンギャの子どもたちの写真が表示されるページに移動。マイニングは続けられます。


このページでは、右上にマイニングで計算したハッシュ数の合計値と、1秒間に処理しているハッシュ数が表示されます。なお、右上のアイコンをクリックすると……


再びCPUパワーの変更が可能です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
サイト閲覧者のCPUパワーをマイニングに利用するスクリプトの実行に許可が必要になるかもしれない - GIGAZINE

「ウェブサイトの広告を表示させるか仮想通貨マイニングを手伝うか」と読者に選択させるサイトが登場 - GIGAZINE

核研究施設のスーパーコンピューターをマイニングに使おうとしたエンジニアが捕まる - GIGAZINE

ウェブサイト訪問者のPCリソースを秘密裏に借り受けてブラウザを閉じても仮想通貨をマイニングし続ける手法が見つかる - GIGAZINE

24時間で5000台のAndroid端末に感染して仮想通貨のマイニングを開始するマルウェアが報告される - GIGAZINE

in レビュー,   ネットサービス, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.