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ディズニーが二足歩行で自由自在に動き回るロボットスーツを「アバター」のテーマランド内に登場させる予定


ディズニーが、操縦者を乗せたまま二足歩行で自由に動き回ったり手を動かしたりすることが可能なロボット型スーツ「Pandora Utility Suit」をテーマランド用に開発したことを明かしています。

Behind-the-Scenes: Creating The Pandora Conservation Initiative Utility Suit for Pandora – The World of Avatar | Disney Parks Blog
https://disneyparks.disney.go.com/blog/2018/04/behind-the-scenes-creating-the-pandora-conservation-initiative-utility-suit-for-pandora-the-world-of-avatar/

Disney unveiled the Pandora Utility Suit, coming soon to The World of Avatar - The Verge
https://www.theverge.com/2018/4/7/17210506/disney-pandora-world-of-avatar-pandora-utility-suit-walking-mech

2017年5月27日にアメリカ・フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに誕生した新しいアトラクション「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」は、映画「アバター」に登場する衛星・パンドラにインスピレーションを受けたテーマランドです。どんなテーマランドになっているのかは、ディズニーの公式が公開している以下のムービーを見ると何となくイメージがつきます。

想像を超えた世界へ パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター - YouTube


パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバターについてさらに詳細に知りたい場合は以下の記事をチェックしてみてください。

ディズニーに新しくオープンする映画「アバター」の新エリア「Pandora: The World of AVATAR」はこんな感じ - GIGAZINE


このパンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバターに、アクターが操縦する「Pandora Utility Suit」が登場することが明らかになっています。パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバターでショーディレクターを務めるトニー・ジョルダーノ氏は、Pandora Utility Suitを着用したアクターたちは「衛星・パンドラについての話、パンドラで人々がどのような経験をしたのかという話、そしてパンドラ上にはどのような生物が生息しているのかという話を語ることになる」とコメントしています。

ディズニーが開発したPandora Utility Suitは全高10フィート(約3メートル)ほどのサイズで、人が乗ってパンドラの世界観を来場者に伝える役割を担います。Pandora Utility Suitのメイキングムービーは、ディズニーパークの公式YouTubeアカウント上で公開されています。

Behind-the-Scenes: Creating The Pandora Conservation Initiative Utility Suit - YouTube


ディズニーパークでショーディレクターを務めるジョルダーノ氏は、「とても興奮しているよ!僕らはオレゴン州ポートランドにあるMichael Curry Designに向かっていて、パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバターに登場予定の最新のエンターテイメントをチェックするんだ」と語ります。


そして登場したのがコレ。テーマランド内に間もなく配備されるPandora Utility Suitです。


「手はファンタスティックで、複数の関節がある」とジョルダーノ氏。


Pandora Utility Suitがピッとカメラを指さします。


映画「アバター」に登場するAMP(Amplified Mobility Platform)スーツとは異なるもので……


プロデューサーのラウラ・オファーダール氏は、「これはパンドラの荒野で科学者が植物や動物を探索するために開発されたスーツです」と語っています。


ディズニーパークとライトストーム・エンターテインメントが協力してPandora Utility Suitの3Dモデルを作成したとのこと。


Pandora Utility Suitを操縦するアクターが、来訪者にパンドラの環境や生態について詳しく解説してくれます。


ムービーの中では、Pandora Utility Suitが想像以上に軽快に動き回っており、操縦者が腕や指の関節を自在に操ります。


「私の仕事はモデルの作成でした」と語るのは、デジタルデザイナーのロバート・キング氏。


手のひらを開いた状態から……


ひねったり指の関節を曲げたりと、細かな動きに挑戦中。


クリスマスに初めてPandora Utility Suitを見たというジョルダーノ氏は、「僕の方にPandora Utility Suitが歩いてきて、操縦者がパンドラについて解説し始めたんだ。こんなことが可能なのかと驚いたし、これがランド内に配備されることに興奮しているよ。ゲストたちのリアクションを見るのが待ち遠しいね」と語っています。


なお、ディズニーによると2018年4月22日からPandora Utility Suitはテーマランド内に配備されることとなるそうで、毎日ランド内を歩き回って来訪者と交流し、パンドラの景観について解説し、自然保護の重要性を説いてまわるとのことです。

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in 動画,   映画, Posted by logu_ii

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