80年代の名曲をBGMにデロリアンが爆走しキングコングがほえる「レディ・プレイヤー1」の最新予告編が公開
2018年4月20日(金)に全国公開される、スティーブン・スピルバーグ監督による映画「レディ・プレイヤー1」の最新予告編が公開されました。2017年12月に公開された予告編ではガンダムやストリートファイターIIの春麗が登場して話題となり、2018年2月に公開された予告編ではストーリーにも大きく踏み込んだ内容となっていましたが、今回公開されたムービーは、80年代の大ヒット曲のアレンジがバックに流れる予告編となっています。
READY PLAYER ONE - Dreamer Trailer [HD] - YouTube
スラム街に住むオタク少年のウェイドが自作のガジェットを装着すると……
顔のスキャンが始まります。
そして、赤いディスプレイが映し出されているゴーグルをつけると……
幾筋もの光が流れ、VR空間「オアシス」へログインします。
光の長いトンネルを抜けると仮想空間でした。空の下には美しい海が広がり、大波のなかでサーフィンを楽しむ人たちの姿も見えます。
「オアシス」は「何でもできるし、何にでもなれる」という自由度の高い仮想空間です。
ウェイドのアバターも現実と全く違う見た目となっています。髪型もその場で自由に変えることが可能な様子。
VR空間に没入している一方で、現実のウェイドはこんな感じのスーツに身を包んでいました。
このVR空間「オアシス」を開発したのは、劇中で「ジョブズを超えた!」と評されるほど有名なジェームズ・ハリデーです。彼は「『オアシス』の中にイースターエッグを隠した」という遺言を残して亡くなります。
イースターエッグを手に入れた者にはハリデーのばく大な遺産と「オアシス」そのものが与えられるとのことで、イースターエッグにつながる鍵を皆が探し求めます。
カーレースのスタート地点なのか、たくさんの車が並んでいます。
スーツに身を包んだ男性が、その様子を見守っています。
現実では、ウェイドが女の子と話し合っています。
「ご一緒してくれないかしら?」と「オアシス」で女性がウェイドのアバターに手を差し出し……
現実でも女の子が自らの手をウェイドの手に重ねます。
「もちろん」とウェイドのアバターが女性の手を取るところで少しずつBGMのボリュームが上がり、流れている曲が80年代の大ヒットナンバーであるa-haの「Take On Me」だと分かります。
手を取り合って、ジャンプする二人。
「Take On Me」の荘厳なアレンジが流れる中、街では車とぶつかりあいながら、大友克洋原作の「AKIRA」に登場するバイクが爆走する姿が見えます。
そしてその脇を見事なドリフト走行で通り過ぎていくのはデロリアンです。
街の中でしのぎを削る車を、巨大なティラノサウルスが出迎えます。
ウェイドが歩く場所にはたくさんのネオンサインがありますが、その中には人気ゲーム「HALO」や「Overwatch」のロゴが見られます。
老人が差し出す鍵に、ウェイドは手を伸ばします。
はちゃめちゃになっている戦場ではアイアン・ジャイアントが目からビームを発射し、広がる爆炎をかいくぐってデロリアンが疾走します。
現実のスラム街は爆発と共に崩れ落ちていき……
「何でもできるし、何にでもなれる」という理想の仮想空間だった「オアシス」にも暗雲が立ちこめています。
現実で少女が泣きわめいていますが……
仮想空間では少女と同じポーズでキングコングが雄たけびをあげていました。
ムービーの最後では「オアシス」で女性がバイザーを外すようなしぐさをすると……
ログアウトしたためか、そのまま女性のアバターが崩れていきました。
映画「レディ・プレイヤー1」は、日本では2018年4月20日(金)に公開されます。
映画『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイト
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