メモ

乗客のオナラが臭すぎて飛行機が着陸して警察がやってくるという事案が発生

by Mickael Gresset

2018年2月、アラブ首長国連邦・ドバイ発オランダ・アムステルダム行きの飛行機の中で、乗客のひとりが放屁(おなら)を止めることを拒否したため、飛行機が緊急着陸して警察まで駆けつけるという騒動が起きました。

Someone Did a Fart So Bad On a Plane That it Had to Land in Austria and the Police Were Called - VICE
https://www.vice.com/en_uk/article/wj4zjw/someone-did-a-fart-so-bad-on-a-plane-that-it-had-to-land-in-austria-and-the-police-were-called

Massive fight breaks on board Amsterdam-bound flight after a passenger kept loudly FARTING
https://www.thesun.co.uk/news/5599595/massive-fight-breaks-on-board-amsterdam-bound-flight-after-a-passenger-kept-loudly-farting/

騒動が起きたのオランダの格安航空会社であるトランサヴィア航空の定期便内。ドバイを発ってアムステルダムへ向かっている航路で、ひとりの老紳士のおならが原因で飛行機が着陸を予定していなかったオーストリア・ウィーンの飛行場に降りることとなり、老紳士は強制的に飛行機から退去させられることとなりました。

報道によると、問題の老紳士の隣に座っていた2人のオランダ人男性は、しばらくの間老紳士に対して「おならをやめるように」とお願いしていたそうです。老紳士が何らかの体調の問題でおならを出し続けたのか、周囲の人々に迷惑をかけるために出し続けたのかは不明ですが、おならは非常に臭く、止める気配もなかったためその後乱闘騒ぎにまで発展してしまいます。

by Clem Onojeghuo

客室乗務員や操縦士の警告も虚しく、結局飛行機は緊急措置として降りる予定のなかったウィーンの飛行場に着陸することとなります。着陸の際、操縦士はオーストリア警察に「機内で騒ぎが起きている」と伝えており、飛行機が着陸したのち警察がやってきて、騒ぎの中心になったと考えられる4人が逮捕され機内から退去させられる羽目となりました。なお、逮捕され機内から退去させられたのは老紳士につっかかっていった2人のオランダ人男性と2人の若いモロッコ人女性で、老紳士ではありません。

乗り合わせた人物が撮影した、機内に警察がやってきた瞬間のムービー。同乗者と乗務員に対して罵声を浴びせるなどした4人が逮捕されたと記しています。


なぜか航空機から降ろされることとなったモロッコ人の姉妹は、「私たちも一緒に降ろされることになったのはどう考えてもオカシイです。私たちは誰がおならをしているのかわからなかったし、おならをする誰かと同じ列の座席に座るという不運もあり、何もしてないのに降ろされることとなったんです」と語っています。

また、不当に飛行機を降ろされることとなった女性たちはトランサヴィア航空の乗組員の行動が適切なものではなかったと考えており、「乗組員は本当に挑発的で事態を悪化させていました」と対応のまずさを指摘。加えて、「すべてのモロッコ人が問題を起こすと思いますか?彼らはそう思ったから私たちを座らせなかったんです」と、人種差別的な意図もあり飛行機を降ろされる羽目になったと感じたことも明かしています。

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in メモ,   乗り物,   Posted by logu_ii

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