レビュー

代わりに荷物を見守ってくれる防犯用モニタリングアラーム「TRENE」を使ってみた


1人の外出中にカフェやコワーキングスペースで作業をしているとき、電話がかかってきたり、トイレに行くときなど、席を離れる機会は多いものです。毎回、荷物を全部片づけて席を離れるわけにもいかないので、置いたまま離れて用事を済まそうとしても、荷物の心配から、慌ててしまい、大きなミスを犯してしまうなんてことも。モニタリングアラームの「TRENE」があれば、席を離れたとき、代わりに荷物を見守ってくれるので、離席時に余計な心配は不要とのこと。実際の使い勝手はどんな感じなのか、編集部にやってきた実物を使って試してみました。

モニタリングアラーム「TRENE(トレネ)」|キングジム
http://www.kingjim.co.jp/sp/trene/

実際に「TRENE」をMacBook Airに取りつけて、アラームを鳴らしてみた様子は以下のムービーで確認できます

代わりに荷物を見守ってくれる「TRENE」の鳴動機能を試してみた - YouTube


◆外観レビュー
パッケージは黒を基調としたデザイン。


裏側には「TRENE」の説明や同梱物の一覧などが書かれています。


「TRENE」を使用するためには事前にアプリのインストールが必要とのこと。


開封すると、本体のほかにアタッチメント、アタッチメント用の両面テープ、ストラップ、クイックスタートガイドが入っています。


本体は円錐台の形で、直径4cm・高さ約3cmのコンパクトなサイズ。


アタッチメントとストラップを使って、ノートPCやタブレット端末などと「TRENE」を固定することもできます。


◆使ってみる
「TRENE」を使う前に、まず充電をします。充電可能にするには、本体裏側の主電源スイッチを右側にスライドします。指や爪でスライドするのは難しいので、シャープペンシルの先端部分や針金を使うのがオススメ。


次に本体にMicro-USBケーブルを挿して、充電します。


充電中は、本体のMicro-USBポートの下部が赤色で点灯します。


充電中にアプリのインストールを行います。「TRENE」アプリはApp StoreGoogle Playでダウンロードできます。ここではiPhoneで使うため、iOS版を使用します。

TRENEを App Store で
https://itunes.apple.com/jp/app/trene/id1322211784



「入手」をタップ。


「インストール」をタップします。


インストールが終わったら、「開く」をタップ。


「TRENE」アプリが起動し、通知設定の画面が表示されるので「許可」をタップします。


「START」をタップ。


チュートリアルの画面が開くので、3回右にスクロールします。


「電源を入れて設定しましょう」の画面が表示されたら、アプリ側の準備完了です。


「TRENE」本体の充電ランプが消灯したら……


本体裏側の真ん中にある「電源ボタン」を2秒長押しして、電源を入れます。


電源がオンになると、本体上部のLEDが緑色に光ります。


次に、TRENEアプリの「設定する」をタップ。


距離設定の画面が開いたら……


本体から1mほど離れて……


アプリの「OK」ボタンをタップします。


すると、「動き設定」の画面が表示されますが、ここも「OK」をタップ。


「『トレネ』の詳細設定をしますか?」と表示されたら、「詳細設定」をタップすると……


アラームの停止方法の設定画面が開き、アラームが鳴ったときの停止方法を設定することができます。ここでは特に設定変更を行わず、「完了」をタップします。


スタンバイ画面が表示され、「TRENE」を使う準備が整いました。


実際にMacBook Airに「TRENE」を付属のアタッチメントを使って取りつけ、実際にアラームの鳴動から、停止までを行ったものが以下のムービーです。MacBook Airの天板にある「TRENE」が少しの傾きを検知して、アラームが大きな音で鳴動している様子がわかります。

代わりに荷物を見守ってくれる「TRENE」の鳴動機能を試してみた - YouTube


「TRENE」は近くにスマートフォンがない状態で、振動を検知するとアラームが鳴動します。


スマートフォンを近づけると……


スマートフォンの画面がスタンバイに変わり、アラームも停止します。


「TRENE」を使えば、離席中に他人に持ち出されようとした場合、大きな音でアラームが鳴るので、近くの人にも気付かれやすく、被害を抑えられる可能性が高いと考えられます。さらにアラーム停止方法を「携帯電話をかざす」のみにするなど、限定しておけば、万一「TRENE」の操作方法を知っている第三者が持ち出そうとしても、アラームを止めることはできなくなるので、防犯グッズとして、かなりアリだと思います。

「TRENE」は税抜6800円で2018年2月23日より販売開始予定とのことです。

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in レビュー,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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