トランプ大統領がFPS「Call of Duty」に登場する架空の戦闘機「F-52」を輸送したと発言
戦争をテーマにした世界的人気のFPS「Call of Duty」に登場する架空の「F-52」戦闘機を、トランプ大統領がノルウェーに輸送したと発言しました。
Trump lauded delivery of F-52s to Norway. The planes only exist in ‘Call of Duty.’ - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/news/checkpoint/wp/2018/01/11/trump-lauded-delivery-of-f-52s-to-norway-the-planes-only-exist-in-call-of-duty/
Trump announces the sale of F-52 planes, which only exist in Call of Duty - The Verge
https://www.theverge.com/2018/1/11/16878976/trump-f-52-planes-norway-call-duty
Donald Trump Announces Successful Delivery Of Fictional Call of Duty Fighter Jet
https://kotaku.com/donald-trump-announces-successful-delivery-of-fictional-1821993977
Trump mistakenly said US sold Norway planes that only exist in Call of Duty - Polygon
https://www.polygon.com/2018/1/11/16878860/f-52-call-of-duty-cod-donald-trump-potus
2018年1月10日(水)トランプ大統領がノルウェーのエルナソルベルグ首相との会談後に記者会見し、「11月、私たちは最初のF-52とF-35戦闘機の輸送を始めた。これまでに52機が届けられており、大部分は予定よりも速いスケジュールで行われた」と語りました。
by Photos
トランプ大統領の発言にざわめきが起こったのは、実は「F-52」戦闘機というは現実に存在せず、戦争をテーマとしたFPS「Call of Duty: Advanced Warfare」に登場する架空の戦闘機であったため。
以下がF-52戦闘機の映像です。
Call of Duty®: Advanced Warfare gameplay with f-52 - YouTube
発表を行ったとき、トランプ大統領は文書を読み上げており、「52機」という文字を読み間違えたのではないかとウォール・ストリート・ジャーナルは推測しています。
航空機の製造会社であるロッキード・マーティンは「ノルウェー政府はこれまで40機のF-35戦闘機に対する資金拠出を認めており、うち10機は輸送済みです。3機は11月にオーランド空軍基地に到着しています」と発表していますが、F-52を開発しているかどうかについては言及していません。
また、ウォール・ストリート・ジャーナルはホワイトハウス報道官のサラ・ハッカビー・サンダースに「トランプ大統領はCall of Dutyのファンなのか?」とコメントを求めましたが、記事作成時点ではホワイトハウスからのコメントはないとのことです。
・関連記事
将来の戦闘機は「人間パイロットの親機+複数のドローン戦闘機」になるという可能性 - GIGAZINE
F-35戦闘機やC-17軍用輸送機が超低空で目の前を旋回していくイギリスの有名スポット「Mach Loop」 - GIGAZINE
戦闘機の射出座席で緊急脱出する時の一連の流れはこんな感じ - GIGAZINE
15年以上の開発を経て実戦配備が決定した最新鋭ステルス戦闘機「F-35」、その苦難の歴史まとめ - GIGAZINE
戦闘機の機関銃の弾丸がプロペラをすり抜けて発射される「プロペラ同調装置」をスーパースローモーションで撮影 - GIGAZINE
・関連コンテンツ